二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 好きだなんて言ってないからっ!【銀魂】アンケート実施中! ( No.833 )
- 日時: 2010/08/21 02:02
- 名前: 夕詠 ◆NowzvQPzTI (ID: xO/yAhl7)
- 参照: http://id23.fm-p.jp/106/tomoemomo/
———あれから暫くの時間が経った。
攘夷戦争は終わり、今までの生活とは一変して、平和な生活が戻ってきた。
まるで幼い時に戻ったようだ。
「———・・・松陽・・・先生」
幼い時の事は思い出さないって決めてたのに、嫌でも浮かぶ“あの”場面。
あたし達はこの苦しみから逃れられないのだろうか、そう思うと漠然とした不安や恐怖に似た感情が、あたしの中を掻き回して。
———コワイ。
【第九十四訓:トモダチコレクションの住民の夢で六ろ首の確率が以上に高いせいできつねうどんが大量に溜まるのが嫌だ】
途中までシリアスやっとんのやったら、タイトルもちゃんとせぇや。
しかも、トモダチコレクションやっとる人にしか通じへんし。
むしろやってても分かりにくいし。
せやからこの小説はいつまで経ってもグダグダのままなんと違うんか。
「・・・桃?」
あ、ゴメン。
あたしはガッキーと最近知り合った星詠と一緒に団子屋でお茶を飲んでいた。
「ったく、お前は本当にボーっとしておるのう」
う、うるさいな。
星詠やってたまにボーっとしとるやないか!!
「そんな事はない。お前の思い過ごしじゃ」
・・・あんなぁ、前から思っててんけどな、アンタのその冷静な返しが腹立ってくんねん!!
「それは桃が子供だからじゃろう?」
何言うてんねん!お前かて子供やないか!
「桃!星詠!いい加減にしろ!他の客の迷惑だ!」
ガッキーの言葉を聞いてもなお、あたしたちはお互いを睨む。
・・・ホンマ、星詠とはそりが合わへんな。
そんな時、ガッキーがおもむろに立った。
「俺、お茶代払ってくる」
お、ありがとうな。
さすがガッキーやなぁ。気が利くわ。
もうガッキー大好きやー!!
「桃」
何や?星詠。
「それ、本気で言っておるのか?」
軽く返したあたしの言葉とは裏腹に星詠は真剣な顔で言葉を投げかける。
いつもと違う表情にあたしは少し一歩下がる。
・・・ほ、本気やないって!
そんなマジにならんといてぇや。
「ならいいのだが・・・実を言うとな、わっち・・・」
一瞬の間の後、
「進助の事が好きなんじゃ」
その表情と同様に、いつもと違って星詠は純粋な女の子・・・
「———だから、わっちの邪魔をする輩はわっちの手で消す」
・・・やったら良かったんやけどな。