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〜標的１６〜雛と会う＆本当の姿

「あ、雛さん！」
僕、煉音は一人で散歩していた時（校内を）、
職員室に入る雛さんを見つけました！

「煉音！？」
僕を見てびっくりしている雛さん。
ご近所付き合いはしていたほうがいいですよね＾＾

「雛さんも並中の生徒だったんですね」
「ああ。今日からなんだ＾＾」
雛さんは・・3年生かな・・・？

「俺は３年だぁ」
「！！！」
心を読まれたような気がした。

「そ、そうなんですね＾＾
僕はひとつ下ですよ！」
なんとか、表情を隠して笑顔を保った。

「そっか。じゃ、俺はお前の先輩だな！」
「そうですね！よろしくお願いします！」

そう、煉音は言って一礼して教室に帰った。


　〜放課後〜
僕は学校から出て、一緒に帰っていた綱吉さん達と別れて、アパートに戻っている最中だった。

　だが・・・

『キャぁぁ！！！』

「！！！」
悲鳴が聞こえ、走り出す煉音。
「あ、ボス！！」
そのあとを追う守護者たち。

「はぁ、はぁ・・確かここから・・・！」
商店街に来て、見渡す煉音。
そして、発見した。ミルフィオーレの幹部がいることに。

「・・・人々を襲い・・迷惑をかけましたね・・。」

　　シュルッ・・
煉音の眼帯が解けていく。

「ボスが・・覚醒する・・！」
楓はそう、呟く。

　眼帯が解け、そこに現れたのは・・


「テメェら全員・・つぶす」

　かなりの殺気を放出している、ボス、煉音の姿だった・・。