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メイド「シエル様・・・まさか、皇妃様を裏切るなん
　　　　て、なんだか・・・信じられないわ。」

メイド「そうよね、皇妃様は、皇子様をお産みになっ
　　　　て、まだ、日が浅いというのに、それでなく
　　　　とも・・前代未聞よ。」

メイド「夕方、皇妃様の部屋に、入ろうとした子が、
　　　　泣き声が、かすかに聞こえたとか・・・」

メイド「そういえば、もうすぐ・・・
　　　　２週間がたちますわね。　　　」

------そして、その２週間後・・・。

副メイド長「シエル様がおこしです。」

ツェリ「わかりましたわ。通して下さいな。」

シエル「ツェリ、、すまない。ゆるしてほしい。」

ツェリ「私は、貴方を愛していたから、悔しかった
　　　　んですわ。・・・」

シエル「ツェリ・・・」

ツェリを後から抱きしめた。

シエル「すまない・・・。」

ツェリ「もう、怒っていませんわ。ルクシス、
　　　　ルクセスのためにも、お腹の子の
　　　　ためにも、ちゃんとして下さいな。」

シエル「お・・お腹の子？」

ツェリ「父上様と総メイド長・副メイド長に、
　　　　総医務長は、、、、」

副メイド長「知っていましたわ。総医務長が、見た所
　　　　　　間違いなく、シエル様とツェリ様の子で
　　　　　　あると・・・。驚いていましたが、、。
　　　　　　こんなに、早くできるとは・・・と。」

シエル「わかった。今度は双子か・・？」

総医務長「いいえ、三つ子です。・・・性別は
　　　　　不明ですが・・・・。」

シエル「ツェリ、、わたしは、幸せ者だよ。」

ツェリ「シエル・・・。」

そして、シエルとツェリの仲も戻り、城の空気も
元に戻り・・・・

------そして・・。

秋に、３人の皇女が生まれた。