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季節は流れ、ルクシス、ルクセスは、１０歳になり
三つ子は、セシル・シエラ・エリスと名付けられ、
９歳に。
そして、皇帝は退位し、シエルは、新たな皇帝となり
即位して、ツェリは皇后となった・・・。

セシル「お母様、妹が欲しいです。」

ツェリ「まぁ、、なぜ？」

エルス「エルスは、弟が欲しいです。」

ルクセス「母上、がんばってください。」

ツェリ「まぁ・・・お父様に聞いてごらんなさい。」

ルクセス「わかりました。」

ルクシス「そうだな。」

ツェリ「ねぇ、ルクセス、ルクシス・・・いいえ、
　　　　なんでもないわ。いってらっしゃいな　」

-----皇帝の部屋・・。

エルス「お父様。弟が欲しいです。」

シエラ「シエラは、妹も弟も欲しいの。」

セシル「妹が欲しいの・・・。」

シエル「ん・・？ツェリは、何も
　　　　言わなかったのか？・・・」

ルクシス「どういうことですか？・・・父上。」

シエル「ツェリは、今、妊娠している。
　　　　双子と言っていたかな・・。」

子供達「「「母上（お母様）〜〜〜！！！」」」

----その頃・・。

ツェリ「クシュン・・・」

メイド「皇后様、風邪ですか？」

ツェリ「嫌だわ。噂をされているのかしら・・。」

メイド「安定期に、入られたとはいえ、油断禁物で
　　　　ございます。」

ツェリ「そうね。」

-----バタン！！

ルクシス「母上、なぜ黙っていたのですか！！」

ルクシス「そうですよ。」

シエル「それぐらいに、しておきなさい。」

双子「「父上！！」」

ツェリ「シエル・・。ひどいのよ、みんなして、
　　　　責めるのよ。」

ツェリは、シエルに抱きついた。

シエル「今回は、ツェリが悪い。」

ツェリ「だって、安定期に入るまでは、
　　　　安心できないよ。・・・・だから。」

シエル「それもそうだが・・・」