二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 白銀龍の娘と心の闇 ( No.25 )
日時: 2010/03/21 00:39
名前: めろこ ◆kHnLLbpars (ID: ct0d6aAp)
参照: 22話・・・子供達の理想(変更?)

<ルクシス視点・ルクセス視点>

父上と母上は、仲が良い。結婚当初は、
何か、もめごとが合ったらしいが・・・。
最近、もう一つの世界の皇后のリュネ様が、
アポなしで、来た。
夫婦喧嘩らしい。
母上は、便乗してしまい、父上と喧嘩をすると思ったが、違った。

そういえば・・・前に1回、、いや・・・2回喧嘩を
していた、、かな。
1回目は、お酒の事・・・
父上が飲みすぎて、それをみた母上が止めて喧嘩。

でも、2回目の喧嘩の時はすごかった・・・・

-------

ツェリ「シエル、今日は、何の日かしら?」

シエル「んっ?・・・祭りの日の事か?」

ツェリ「ち、ちがいますわよ?」

シエル「わからないな。私は、急がしい、先に行く」

ツェリ「・・・わかりましたわ。」

シエルは、椅子から立ち上がると、食事が終わった
ため、部屋から出ていく。

シエラ「お母様、良いの・・?」

ツェリ「・・・・・・いいの、よ?」^^;

---夕方

シエル「ツェリ、紅茶を入れてくれないか?」

ツェリ「自分で入れて下さいな。まだ、公務が
    少し残っていますの。シエル・・・」

ツェリは、その後シエルに、話しかけられたが、
無視をして、終わらせた。

ツェリ「・・・?」

メイド「陛下は、先程、イライラされて部屋を出て
    行かれました。」

ツェリ「良いのよ。この日を忘れたシエルが、、、
    悪いのですから・・・」(苦笑)

メイド達「皇后様・・・。」

ツェリ「一人に、、して下さる?」

メイド達「はい・・・」

メイド達は、一礼した。

ツェリ「今日は、いつもより、早く寝るわ。5時間後
    に、部屋に夕食を運んで下さいな・・・」

メイド「かしこまりました。」

扉が閉められると、ツェリは声を押しころして、
泣いた。

----夕方

ツェリ「もう、夕方なのね。気分が少しすっきり
    したわ・・・。」

----トントン・・

ルクシス「母上、入りますよ。」

ツェリ「ルクシス・・・・。」

ルクシス「父上が、珍しく怒っていました」

ツェリ「良いのよ。怒らせておきなさい。」

ルクセス「父上、今日が何の日か忘れてるんですね」

ツェリ「そうよ、今日は、思い出の日・・・とても
    大切な、大切な日よ。」

エルス「良いの?・・・お母様」

ツェリ「シエル自身に、気づいてほしいのよ。
    言ってはダメよ。・・・・」

ツェリは、遠くを見つめている・・・・

セシル「お母様、元気をだして・・・」

ツェリ「ありがとう。セシル・・・」^^

その後、子供達は、ツェリの部屋から、出て行った。
このような日が続き、不仲説が流れていた。

シエル「なんだ!・・私は、今忙しい!」

側近「陛下、皇后様との不仲説が流れております。」

シエル「ほおっておけ、すぐに、おさまるだろう」

<メイド達の会話>

 「皇后様、お可哀そう。出会った記念日もお忘れに
  陛下がなられて、もう2ヵ月が経つわ」

 「そうそう、、結婚記念日も、陛下が忘れてしまわ
  れて・・・。皇后様、最近陛下のお話を、一切
  されなくなったわよね・・・。」

 「そうそう、少し痩せられたわよね。」

 「笑われたり、微笑まれることも・・・」

-----トントン

参謀「皇后様、このままでは・・・お体が。」

ツェリ「良いのです。あの人にとって私はたいした
    女では、なかったということでしょう。」

参謀「・・・。」

ツェリ「出会った日も、結婚記念日も忘れられたの
    ですわよ・・・。」

ツェリ「な、、にか、、よ・・・」

ツェリは、そのまま気を失い倒れた。

参謀「皇后様!!・・・総医務長を!!」

メイド「は、、はい!」

ツェリは、メイド達により寝室のベットに、運ばれた

子供達が、駆け付けた。

子供達「「「母上(お母様)!!!」」

シエルにも知らされ、駆け付けた。

シエル「ツェリは?・・・ツェリの様子は?」

総医務長「疲労と心労です。」

三つ子「「「お父様が悪いのよ!!記念日を2つも
      忘れてしまわれたから、お母様が、
      お母様が・・・倒れたのよ!!」」」

シエル「・・・・!!」

ルクシス「2ヵ月前の記念日と1カ月前の記念日を
     忘れてしまったんですから。母上は・・
     父上が、気づいてくれるのを待っていたん
     ですよ・・・?」

エルス「お父様の馬鹿!!」

シエラ「お父様、嫌い!!」

セシル「お父様の馬鹿ぁーーーー」

シエル「すまない。最近、忙しくあまり気づいてやれ    なかった・・・。」

ルクシス「そういうことは、目を覚ました母上に、
     言って下さい。」

-----3日後の昼。

ツェリは、目を覚ました。

ツェリ「あら?・・・気を失ったのかしら・・。」

シエル「ツェリ!!」

ツェリを力一杯抱きしめた。

ツェリ「シ、、エル・・。」

シエル「すまない。2人の大事な日を2つも忘れて
    しまって・・。反省している。もう、悲しま
    せない。ツェリのためなら、もう一度、
    結婚式を挙げても良い。・・・」

ツェリ「シエル・・・だったら、記念日には、
    毎年お花を下さいな・・・。」

シエル「許してくれるのか・・・」

ツェリ「もう、怒る気力を無くしましたわ。」


-----そして、、現在・・今。

相変わらず、父上と母上は、仲が良い。
時には、子供の前と言うのに、ラブラブぶりを
見せつけてくる・・・。
三つ子のセシル達に、見せるのは、良くないよ・・・


でも・・・いつか、僕らも、こんな夫婦になりたい。

ツェリ「シエルったら、襟が少し曲がって
    いますわよ?」

ツェリが直す・・。

シエル「ありがとうな。ツェリ、いつもきれいだ  
    な。」

ツェリ「まぁ・・」(*^^*)♪

ルクシス「父上、母上、子供の前ですよ?」

2人「「すまない(ごめんなさいな)」」