二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 白銀龍の娘と心の闇 ( No.28 )
日時: 2010/03/24 10:30
名前: めろこ ◆kHnLLbpars (ID: ct0d6aAp)
参照: エピローグ・・・夕陽のテラス

シエルとツェリは、相変わらず仲が良い。
2人は、今、シエルのへやのテラスから、夕陽を
眺めている。

シエル「帝位をルクシスに、譲ろうと思う。」

ツェリ「どこまでも、お供しますわ。シエル」

シエル「あぁ、、ルクセスは参謀になりたいらしい」

ツェリ「ルクセスらしいわ。・・・」

シエル「ルクセスとルクシスにも、婚約者が出来たし    なぁ。」

ツェリ「この前、挨拶に来たわ。初々しかったわ。」

シエル「私達ももう年だな。」

ツェリ「そうですわね。ルノンもルノスも、近衛騎士    の大将軍になりましたわ・・・時とは、早く    流れますわね。」

マリエル「皇后様、少々よろしいでしょうか?」

ツェリ「まぁ、ルクシスの婚約者のマリエルね。
    何かしら?」

マリエル「私には、父も母もいません。こんな私が、
     こんな私でも・・・」

ツェリ「まぁ、ここにいるではありませんの。
    ねぇ、シエル?」

シエル「マリエル、ツェリの父と母は、幼い頃に、
    亡くなっているんだ。私達を父母と思えば
    良いぞ・・・。」

ツェリ「私もあの時は、とても悩んでいたわ。でも、
    前皇帝陛下は、私に対して父様と呼べば
    イイと言われ、吹っ切れましたのよ。 」

マリエル「はい、お父様、お母様。」

ツェリ「ルクシスをよろしくお願いしますね。あの子    は、時々無理をしてしまう所がありますから
    ね。・・・マリエル」

マリエルは、一礼すると、去っていく。

シエル「夕陽・・・きれいだな。」

ツェリ「そうですわね。これからも、ずっと2人で
    一緒ですわ。」

シエルとツェリは、キスをした。
それから、3日後、シエルは帝位をルクシスに譲る
事を公言した。それと同時にツェリは必要な時
以外は、公のパーティーには、必要な時以外は出席
しない事を公言した。
1ヵ月後には、ルクシスは正式な儀式をして、
帝位を継いだ・・・。

シエル「ツェリ、今日も美しいな。」^^

ツェリ「まぁ、うれしいですわ。シエルこそ、
    最高の夫ですわ〜」

ルクシス「あの〜母上?」

ツェリ「まぁ、どうしましたの?」

ルクシス「マリエルが妊娠しました。」

シエル「めでたいな〜」

ツェリ「おめでとう。もっと、がんばって男の子も
    女の子も・・。」

ルクシス「は、、母上!!」

顔を真っ赤な顔をしている。

シエル「からかうのは、それぐらいにしておけ。」

ツェリ「わかりましたわ。シエル♪」

ルクシスは、その場を去った・・・

ツェリ「いつまでも・・愛しています。シエル」

シエル「わたしもだ。ツェリ」


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