二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜無茶苦茶恋愛妄想小説〜 ( No.258 )
日時: 2010/07/06 21:15
名前: 慶野 昧 ◆vC28/D3I26 (ID: Ru7e1uoX)
参照: http://ameblo.jp/sikayan/image-10575862453-10613582779.html

 〜NO,7『マネージャーと奈義沙』
 海風の緊急入院から二日後—金曜日の放課後、円堂たちは明日に控えた外国のチームとの試合に備え、練習していた。
「よしっ! つぎ! シャドウ、来い!」
「行くぞっ! ダークトルネード!」
「正義の鉄拳!」
 そんなサッカー部をマネージャーたち—秋と春奈は応援していた。
「みんなー、頑張ってー!」
「がんばってくださーい! みなさーん!」
 秋はふと、正門の方を見た。そこには、海風の姿があった。
「あれ? 海風さんだ……。」
 秋は海風のいる方へと、行った。
「海風さ—」
「ふざけるなっ! 何度言ったらわかるんだ! わたしは、もうこれ以上お前らの言うことなんて聞きたくない!」
「まあまあ、そう言うなよ。サク—」
「黙れ! 黙れ黙れ黙れ!」
 秋は海風と、話している男性を呆然としながら見ていた。
(サクって、もしかして……サクラ!? ま、まさかね。だって、豪炎寺くんが交通事故でって……。でも……でも……サクって、サクラなんじゃ……)
「おや? Je parais être venus.(誰か来たようですね。)」
「Oh? En l'automne!? Est cela qui, vous savez; ici……!?(えっ? あ、秋!? なんでここに……!?)」
「Alors au revoir.Leurre.(それでは、さようなら。サクラさん。)」
「その名前で呼ぶなっ!」
「フフフフフ……」
 不気味な笑い声だけを残し、男性は消えていった。
「畜生……那個家伙帶有……。(畜生……あいつめ……。)」
「う、海風……さん。」
「? 木野さん!? どうしたの?」
「どうしたのって……さっきの……。」
 海風は、やっぱりという顔をした。
「聞いてたんだ……。そっか……。」
 海風は少し考えてから言った。
「さっきのやつなんだけど……実は、雷門サッカー部が明日戦う相手の……監督なんだ……。」