二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: イナズマイレブン〜無茶苦茶な妄想小説〜 ( No.50 )
日時: 2010/03/17 20:50
名前: 海風 奈義沙 (ID: Ru7e1uoX)

 そう言いながら不良たちは逃げて行った。少女は呆れたように溜息をした。そして、周りの人々は何もなかったかの様にどこかに行った。
 「あ、あの……その……ありがとうございます!」
 守は少女に礼を言った。
 「私とお前は同い年だ。敬語は使わなくていい。」
 守は少女をまじまじと見て驚いた。少女のきている制服は、なんと……
 「お前、木戸川清修の生徒なのか?」
 少女ははっとしたように守を見た。そのエメラルドの瞳は暗かった。
 「……知っているのか……? 木戸川清修を……。」
 少女は静かに守に問うた。しかし、その声からは感情のかけらも読み取れない。
 「知ってるも何も……あの木戸川清修を知らないやつはいないしさ。 そういえば秋、大丈夫か?」
 「うん。大丈夫だよ。助けに来てくれてありがとう、円堂くん。」
 秋はにっこりと守に笑いかけた。