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11@　勉強終了!!

只今ｐｍ7：00…

時間が経つのって早いね…

でも、みんなのおかげで宿題の約四分の三を終わすことができた。

「お、終わったぁ…」

涙目になりながらツナが呟いた。

「十代目は覚えが早いんで教えやすかったですよ!」

フォローしてるんだかわかんない獄寺。

「教科書とか見れば意外と分かりやすいんだな〜」

ちゃんと勉強すれば実は秀才クンな山本。

「……」

群れているので無言になっている恭。

「亜希、もうちょっと自分で考えてくださいよ…」

私に教えることで疲れきった骸。

「む、考えてたよっ！でも分かんなかったの!!」

反論する私。

にぎやかさがもどった。

勉強中はシャープのノック音や書いているときの音、教える人と教わる人のちょっとした会話ぐらいしか部屋に響かない。

「亜希〜おなかすかない？」

ツナがやりきった顔で聞いてきた。

「そうだよね…もう七時だし…何にも食べないで勉強してたからね。」

「十代目!俺が作りますよ!!」

獄寺じゃん…

私はツナにこっそり聞いた。

「獄寺の料理ってビアンキさんの腕前を引き継いでないよね…」

「うん。獄寺君の料理は完璧だったよ。少なくとも引き継いでることは絶っっっ対にないから。」

よかった…

そういえば…確かに。

「ホント！?獄寺君。じゃあお願いするね！」

「お任せを！鳥ヤロー、台所借りるからな。」

うわっ、態度変わりすぎ。

でも、期待してもいいかな？