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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 雨音 amaoto{REBORN!} オリキャラあと一人! ( No.144 )
- 日時: 2010/04/17 10:29
- 名前: 雨宮メグ ◆d4Efq9fsTU (ID: ULeWPiDO)
15@ その手の甲
夕食終了。
夕食中はとくに話をしなかったと思う(まあにぎやかだったけど)。
食べ終わったやつを片付けようとしたら、
「あ、亜希!俺がやるよ!」
「ツナ!ありがとう!!…なんか心配…「何か言った?(黒笑」あ…なんでもありません。はい。」
ツナが一階に降りていってから、私は荷物等を空き部屋へ。
残る二人は恭の部屋から追い出されてる。
さすがにやばいか…
骸は追い出されたついでにそろそろ帰らなくてはね…とか言ってリビングから出てきた。
—コンコン。
空き部屋をノックする音だ。
誰…?
「僕ですよ」
あぁ…骸か…
ってなんで?
—とりあえずドアを開けてみた。
「どうも」
「どうしたの?」
「…まあ直球で言うと、頑張ってくださいってことですよ。」
—はぁ?
あの…どういう意味で…?
「そのうち亜希も気がつくでしょうけど。というか気がつかなくてはいけないときがきますよ♪」
………
「まぁ覚えておいてください。それだけですから」
「…?……分かった。あ、クロームちゃんによろしくね」
「分かってます。——では」
骸は私の手を取って
手の甲に
軽くキスをした。
「っ//////!!!!!」
呆然と立っている私を背に、優雅な足音をたてて帰っていった。
いま…のは…何!?
私は骸の唇が触れた左の手の甲をじっと見つめていた…。
骸…
そんなことしないでよ…
これ以上…
私をおかしくしないで…
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