二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 。+°雨音 A/M/A/O/T/O°+。{REBORN!} ( No.185 )
日時: 2010/05/17 00:02
名前: 雨宮メグ ◆d4Efq9fsTU (ID: ULeWPiDO)

21@ “言うこと”


「うぅ…負けちゃった…」

先ほどのダウトに負けた私。

実は、このダウトにはさっき決めた罰ゲームが存在する…。

「じゃあ、亜希は獄寺君の言うことを聞かなきゃだめだよ」

「そ、そんなぁ…」

…ということ。

一方の獄寺というとなぜか頬が赤い。

「獄寺…なるべく私に損のないことを…」

「なら、い、言うぞ」

「「?(ワクワク)」」(←山本 ツナ)

「?(ドキドキ)」(←亜希)

周りのみんなも興味津々っぽい。

「あ、十代目……あぁ!!ったく…」

「「「?」」」

何かをあきらめたような言葉に全員が頭の上にハテナ。

「もういいや!雲雀の部屋に行って来い!これでどうだ!!」

な…

「ちょ、ご、獄寺君!!それはさすがに無理なんじゃ…(さすがの亜希でもそれは…)」

「これが俺の“言うこと”だ。聞くんだろ?」

…………

まあ、損はないからいいけど…

「でも、行ってどうするの?」

「……そうだな………十代目!何かリクエストは!」

「え?お、俺?ていうかリクエストって……ん〜………」

「あ!じゃあ、雲雀を怒らせないで10分以上話ができたら合格ってのはどうでしょうか!」

「(獄寺君…亜希が受け入れるはずな「いいよ。行ってくる」な…!ちょ、亜希!いいの!?」

「それなら、行ってくる」

このとき私は何をどう考えて受け入れたのか、さっぱり思い出せない。

「お、じ、自信満々なんだな。ま、所詮は泣いて帰ってくるんだろ」

そんな獄寺の発言に少しイラっとした私はつい言ってしまった。

言わなくていいことを。

「!……なら、こういうルールにしない?
私が平気で戻って来たら普通にそのまま解散。
 もし泣きながら戻って来たら…」



「獄寺隼人の好きなように…」



「…亜………希……?」

そして私はリビングに背を向けた---------


*****ツナside*****


亜希の様子が少し変だ…

何かを意識しているような………

獄寺君も。

何か一つだけを考えている……

そして行動にだすつもりだと思う。

何も起こらければいいんだ。

亜希に何かあったらこの俺が許さない。

今は、何も起きないことを信じるくらいしかできないけれど。

****************


なんで?



なんで私を恭のところへ?





こんなに突き放されちゃたまんない。







もう少しで、





好きになれそうだったのに……