二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 雨音 A/M/A/O/T/O/ {REBORN!} ( No.36 )
日時: 2010/03/25 14:30
名前: 雨宮メグ ◆ftTSOhEiZs (ID: ULeWPiDO)

03@ アイスの味は?

「十代目、こんな鳥ヤローの家で勉強なんて出来ないですよ!」

「雲雀の家ってこんなだったのな〜。ま、大体予想通り。」

ツナの後から少し遅れて出てきた獄寺と山本。

それに気づいて恭と私と骸の言い合いが終わった。(ていうか、言い合いしかしてなくない?)

「何、君たち。群れでやってきて……死にたいわけ?」

恭がかまえると獄寺も戦闘体勢に。

「ちょ、ふ、2人とも。家の中での殺し合いはまずいんじゃ………」

「じゃあ外に出ようか?」

「え?あ、いや…あのそういうわけじゃなくって……」

「まあまあ、恭弥クン。今日のところはやめておいたらどうです?」

恭は普通の体勢に戻ると、大きくため息をついた。

助かったわ〜…こういうところで骸は役に立つんだよねぇ……

で、なんだかんだ言って人数分。飲み物を用意する恭。

「あ、亜希、これ。頼まれてたやつ。」

「サンキュー!いくらだった?」

「630。俺の分引いて525。500でいいよ。」

「わーい!」

私がメールでツナに頼んだのはアイス!!

あ、でも骸の分なくない?来るの知らなかったし………………

「でも、余分に1個買っといてよかったよ〜…」

へ?……アイスは数えてみると6個。

こいつ、予知能力と読心術使えんのかよ!?

「さ、サンキューね〜…」

私は台所にいる恭のところへいった。

「…ねぇ、アイス食べる?」

「…」

自分から食べるとは言わないやつ。

「バニラ好きだったよね?」

私はバニラのアイスを置いてツナ達のいるリビングへと戻る。もう、みんな食べてるし。

「ん〜!!!!やっぱりこの季節にはこれだよね〜」

「だねっ!!」

私とツナが納得しあってると、ふと思い出したようにツナが“重要な一言”を言った。

「そういえば、亜希が誘ってくれたこの“勉強会”って合宿だったよね?」

ツナは爽やかな笑顔で言ってるけど、私の額からは冷や汗が……

ここは予想通り恭が口を開いた。(こんな予想当たってほしくな〜い!)

「ねぇ、君さっきさぁ、誘われたとか言ってなかった?」


静かな怒りが私に襲いかかる。

「え?いつ?言ったっけ?苦笑)」

「口ゲンカのとき言ってたけど?」

「え?言ってないよ〜アハハ……」


危険を察知し、避難したツナが骸に聞く。

「あの2人、いつもああなの?」

「ええ、ほぼ毎日。ま、それでもあれは2人にとっては愛情表現みたいなものでしょう。」

今の言葉、よ〜く聞こえましたよぉ〜…

「「愛情表現って言わないで!」」

………その後のため息までもがハモった。

…あ〜〜ゆ、う、う、つ……

こんな夏休みでいいのかぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!