二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 雨音 A/M/A/O/T/O/ {REBORN!} ( No.40 )
日時: 2010/03/25 23:59
名前: 雨宮メグ ◆ftTSOhEiZs (ID: ULeWPiDO)

04@ The study!

………この雰囲気でさっき思いついたことを言うのは……………うん。確実に殺される。


…今、私は、合宿を実行するための言い訳、または交渉方法を考えている。

……ああ、これもダメだろう。


!!…これなら……

その数秒後に私が口にした言葉は、言ったあとから後悔の2文字が点滅することになった。

「…あ〜もう……お願い!何でもするからさ!今日と明日の合宿だけは……」

……このとき恭が浮かべた不敵な笑みにはどんな意味があったのか……

私はいつの間にか台所まで来て土下座して頼んでた……(き、記憶がぁ……)

「へぇ、何でもするんだ。」

リビングにいる人達は和気あいあいとしゃべっていたため、恭の声は聞こえなかったみたい。

もう一度恭を見上げると、不敵な笑みから爽やかな無表情に戻っていた。

「あ、あの、できるかぎりのことなら何でもするんで…」

「いいよ。」

………?…!い、いいんですか?

「いいって言ったからね。合宿。あ、君は空き部屋を使うこと。それから…」

「?」

私が不思議そうな顔をしてると、私の耳元に恭のあの“不敵な笑み”が近づく。

「さっき言ったこと、忘れないでね♪」

ーーー/////っ…反則だぁ〜〜!!!!!!!!

耳元で囁くなよ!

心臓がバクバク高鳴っている。

ーーー……なんでこんなにドキドキしてるの?今まで内緒話とか普通に耳元で言われたり、言ったりしてもこんなふうにはならなかった。

私はこのドキドキをごまかすために恭もいるリビングへと駆け寄った。

「あれ?亜希、顔赤いよ?窓開けて空気の入れ替えする?」

ツナが優しく振る舞ってくれる。恭とはまた違う爽やかな笑みがとても似合う…。

「あ、俺の顔になんかついてる?」

「え?あ、いや!なんでもない!あ、ありがと!!」

「?…どういたしまして♪」

爽やかな笑みをずっと眺めてたいな〜…なんて、………な、なな、何考えてんだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

……………。ふう。一旦落ち着こう。

骸がクフフ…って笑ったけど無視。

なにもかも見透かしたような笑みは今の私にとって凶器。

顔を軽く二回叩いて目を覚ます。よしっ!

「よっしゃ〜!!一学期のぶんも取り替えしてやるぞ〜!!」

「お〜!」(ツナのみ)



……とは言ったものの、恭に教えてもらうとなるとあの言葉と不敵な笑み、息づかいまでもが蘇ってくる。

{さっき言ったこと、忘れないでね♪}

そのたびにドキドキする。もう頭に入らない……