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06@ お昼休み!!

ツナの優しさのおかげで少しは憂鬱から抜け出せた。

で、お昼ご飯のときのこと……
(↑あ、ちなみに、お昼ご飯は私がオムライスを作った!…この季節には微妙だけど。)

作ったオムライスを運ぼうとしていた。

ただ、なんてったって人数が多い。6人分だよ？持てねーし…

あ、おぼんだ!……ってのせてみたけど4人分が限界。往復するの面倒だけど、仕方ないか。

ため息をつきながらお皿を持ち上げたとき、廊下の方から獄寺が来た。

はっきり言ってちょっとニガテ。なんか気まずいし…

そう考えてたら獄寺の方から口を開いた。

「おい、遅いんだよオタンコナスが」

っていいながら私に近づき、私が両手に持っていたお皿をひょいと持ち上げ、無言で部屋に戻っていった。

「あ、ありがとう…」

聞こえたかどうか分からないけどとりあえずお礼を呟いた。

おぼんを抱え獄寺の後を追って部屋に戻った。

ーーそんなこんなで完食し、お昼の後のこと……

帰りはお皿を重ねて持っていったから一人で平気!

台所について洗い物開始。

まずはスプーンを洗い終わした。

なんか今日はいろんなことがあった気が…

ぼーっとしながらお皿を手に取った瞬間滑った。

ヤバい!!ーーそう思ったころには時すでに遅し。

あと床と2、3センチのところで私は瞼を閉じた。ーーーごめん、恭。


ーーーーー？？あ、あれ？

わ、割れない？な、なんで？

私は瞼を開け、お皿があったところに目をやる。


「ーーっセーフ!!危なかったのな〜」


そこには、落としかけたお皿を持つ山本の姿が。


山本〜〜〜〜!?!?な、なんで山本〜!?!??