二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: —桃色の血— ( No.3 )
- 日時: 2010/03/14 06:53
- 名前: 初心者 ◆tS4k/N9heI (ID: bdnyFill)
第1章 『桃色の血』
突然だが、そこの貴方。 俺の名前は井上大和。 小4の男だ
詳しく説明したいが、今学校で殺人事件が起きているのだ。
しかも、俺の組 4−4に殺人犯が来ている。
現在1年生が8人、3年生に14人、5年生に2人被害が出ているそうだ。
俺は殺人犯が来る前に道具箱から取っておいたコンパスを持っている。
コンパスを刺すというのが普通だが、俺は投げる
隠すように持っているが、ばれているのかもしれない。
『おいお前、何ボーッとしてる?』
殺人犯が俺に大声で言った
クラスの皆は騒いでいる。
泣いてる子も居れば、死んだフリをしている子も居る。
俺も泣きたかった。 しかし何故か涙が出ない。
犯人は怒ったような顔をして、
『おいおい、無視か? え?』
と殺人犯が俺に言ってきた。
だが俺は答えない。
いや、答えれないと言った方が正しいのだろうか
その時だ。 友達の古田が大声で
『お前なんてッ 死ねば良いんだぁぁぁ!!』
と殺人犯に言った。
古田は勇気がある。 しかしそれも無駄だ。
殺人犯は突如、古田に向って走った
グシャッッ
凄い音が響いた。 クラスの皆は泣いている。
しかし、俺と池田は泣いていなかった。
何故だ、池田から力を感じるぞ…?
まぁそれは置いとくとして、古田の体は刺されている。
良く見ると古田の心臓を貫通している。 よほど長いようだ。
そういえばさっきから、時が止まったような感じだ。
…? この血、桃色だぞ…?
俺は池田の方を向いた。 池田もこっちを向いた。
『井上君……この血の…色… 桃色……だよね…?』
『あぁ… そうだ…な』
俺と池田の心が繋がったような気がした。
その瞬間、時間が動き出すように犯人が俺の方向に向かってきた。
俺はびっくりして倒れた。
その時だ。
ズバッ ドゴッ ブハッ
目をつむっていたので、何があったかは分からないが…
殺人犯の体が5つに分かれている。
脳 心臓 右腕 左腕 両足
で切断されている。
…本当になんなんだ…?