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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: —桃色の血— ( No.5 )
- 日時: 2010/03/14 20:52
- 名前: 初心者 ◆tS4k/N9heI (ID: bdnyFill)
第2章『脱出』
本当になんなんだ?と思いながら
とりあえず1人は倒した。というか殺した。
しかし、俺は殺人犯は4人居ると聞いている。
後3人も居るのか… うかつに動くとまずいな
『井上君、どうするの?』
池田が言った。 俺は即答した。
『もちろん、脱出するさ』
『ok、でも先生は?』
そうだ、俺は先生の存在を忘れていた。
確か担任の小山先生は殺人犯を捕まえに…
先生が生きているかが心配だが、とりあえず俺は皆に指示を出した。
『全員、聞いてくれ。 まず自分の道具箱からハサミかコンパスを取り出せ』
ざわざわ…
皆は自分の道具箱から道具を取り出している。
ざっと見て、ハサミ10人 コンパス25人って所か。
俺は幸い何故かハサミを3本無駄に持っていて、コンパスもあるのでハサミは投げナイフの代わりに出来るだろう。
『皆、ここは4階だ』
『窓から飛び降りたら足が折れる可能性が高い。なので飛び降り無理だ』
皆は泣いていたりしたが、何人かは聞いていた。
中には『僕の人生終わったな…』と言ってる子も居た。
そしてまた俺は説明を開始する。
『安全なのは西階段だと俺は思う。 だから西階段を使うぞ』
池田には、教室にある救急セットを頼み、俺は皆に指示を出した。
皆は、『オー』や『無理無理』等と言っている。
しかし、俺は本気だ。
『指示は分かったな、扉を開けるぞ』
俺はそう言って教室の扉を開けた。
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