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■第1話■〔続きナノです〕

「やっぱぁ・・・モグモグジェリーさんの・・・モグモグご飯ってーモグッおいしいですよねーゴクンッ」
リナリーは苦笑いしながら、
『そうだね』
と言った。
「おいっもやし」
アレンの後ろの席で食べていた神田が口を開いた。
「アレンって何回言えばいいんですかぁーっ」
「飯を食う時くらい黙って食え」
「全く神田はかたっくるしいなぁそんなんだからモテないんですよ」
「何だと！？そう言うお前はどうなんだ」
「大丈夫ですよっ僕はちゃんとリナリーにモテてますから」
そう言ってにこっと微笑んだ。
『あああっアレン君何言ってるっの？？』
リナリーは顔を真っ赤にして言った。
「ははっリナリーってほんと可愛いよね♪僕はそんなリナリーが好きだけど？」
アレンはそう言って神田にニヤっと笑った。
『もうアレン君ったらからかわないでよっ』
リナリーはさらに顔を赤くして言った。
「チッ」
神田は軽く舌打ちをして行ってしまった。
—神田にとられる前に手をうっとかなきゃな。
『私もう帰るっフンッアレン君なんか知らない』
そう言ってそそくさと行ってしまった。
「待ってくださいよーリナリー」
『いーやだっ』
そう言ってリナリーはクスッと笑った。
その光景をじっと見ている人物が居た。
「アレンにはとらせないさ」

■第1話■〔完〕