二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リナリー争奪戦!  ( No.4 )
日時: 2010/03/15 20:13
名前: †茶々丸† (ID: npqOTMbR)

■第1話■「アレン目線ナノです」

窓から差し込む太陽の光でアレンは目を覚ました。
ここは教団のある1室である。
「ふわぁあ〜」
大きなあくびをして、アレンは上半身起こした。
ビクッ
ヒリヒリする左手をアレンは見つめた。
「まだ少し痛いな」
昨日レベル3と戦った時の怪我がまだ少し残っていた。
手を閉じたり開いたりしていると、ドアを叩く音がした。
コンコン
「はいっ誰ですか?」
『アレン君いる?』
この声はと思いドアを開けた。
やはり予想通りだ。
目の前にいたのはアレンが思いをよせているリナリー。
—やっぱりいつ見ても可愛いなぁ。
なんて思いながら口を開いた。
「どうしたんですか?」
『実は兄さんがぁ・・・』
「え?」
リナリーは呆れながらも言った。
その時だった。
後ろからドシドシとものすごい勢いでメカが突進してきた。
「「ぎゃあああああ!!!!」」
その目の前で必死に逃げている科学班の皆がいた。
「どどどっどうしたんですか!?」
アレンは科学班班長のリーバーに尋ねた。
「それがだなー・・・なんて話てる場合じゃねぇっどうにかしてくれぇええええ!」
「はっはっはー逃げられはしないよリーバー君。君がリナリーと付き合っているのはお見通しなんだからね」
メカに乗っているのはリナリーの兄コムイ・リーだ。
白いキャスケット帽をかぶった長身の男はシスコンでもあり要注意人物である。
『もぉ兄さんっだから違うんだってばー!!』
リナリーは大声で言った。
「こんな親父のどこが良いんだい!?全くお兄ちゃんは許しませんよ」
「俺はまだ20代だー!!」