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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 雲無しの午後 【銀魂】第九話UP ( No.57 )
- 日時: 2010/03/26 11:06
- 名前: 我流 (ID: HOE8nich)
■□第九話■□
此の頃、空はご機嫌斜めだ。
あれから三日も土砂降りの雨が降り続いている。
勿論此の雨で、鈴音のライブは延期に為り、外にも余り出ていない。
新八と鬼は間だ来て無いし。
銀と神楽は間だ夢の中だ。
暇だったから掃除と洗濯をした。
時計を見たらもう十二時前だった。
そろそろ、二人を起こそうと思った時、不意に玄関に人の気配がした。
新八か鬼かと思ったが、違った。
玄関越しには男っぽい体格の奴等が数人居る。
一瞬、お客かと思ったが、其れも違う様だ。
自分今まで殺してきた奴等の臭いと、玄関越しの男の臭いと一致する。
(やばいっ!!)
そう思った時には既に奴等は玄関を破壊していた。
「…嘉神 雅焔。漸く見つけたぞ」
其の野太い声は僕の耳にはっきりと届いていた。
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