二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: デュラララ!!_池袋集団殺傷危険の中_ ( No.26 )
日時: 2010/05/11 17:03
名前: 燕tsubame ◆8TM.1EWlaA (ID: 5PvEL/lW)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.cgi?mode

第二章  池袋集団殺傷危険地域地区
16      因縁
「あ、ゆまっち、ドタチン!」
「どうしたんすか?狩沢さん。」
「ダラーズとえーと漆黒聖?のボスからメール来たんだけど!!」

(メール?あぁ、朽也さんと帝人さんの事か。どれ。みて見るか)
と見る。
(・・・!!!京兄に出かけるって言わなきゃ!!)
「京兄!!」
「あぁ、、、行くんだろ?行って来い。」
と分かって見据えていたように言う。
「うん!!」
と走り去った。

タタタッ
と軽やかな音を立て、ビルに上り、次々へと進む。
(やばいね・・・・敵の事を上手く知ってる分ばれるんだ!!)
と冷や汗をかきながら

「で、、、何の用で。」
と朽也が苦虫を噛んだような顔つきでさらには睨み見つける。
「情報屋のもとで同居しているからって言って何で俺等の事を調べる必要あるんだぁ?」
「いいえ。私はスライドと言われる者を探していたら丁度貴方達の・・・・
        ボスでしょう?」
と笑みを浮かべる。

♂♀
「静さん!!」
と息切らして静雄の前に立った夾羅。
「・・・門田の妹か?」
「はいっ・・・で、

    急いでください!!
      朽也さん達の身が危ない!!」
「!!っどういうことだ!?」
「朽也さんは朱雀賊と交渉してますが・・・あいつ等、

     朽也さんを本気で殺す気です!!」
「・・・場所・・・分かってるか?」
「はい。」
と走る



♂♀
「っ・・・・!!!!!!!!!!!!!!!」
声を我慢し、更にナイフで突き刺される。
(い・・・・・・ざ・・・・・や・・・・さん)
と不意に脳裏に愛しく優しく穏便で時には愛撫を受けいつもいつでも優しい同居人という域を越した届かない歳差の彼氏の名前がでる。
とその時と同時に頬に一滴の涙が伝う。

「オラァ!!泣きべそっつったって誰も気やしねぇよ!!」
確かに。

それは本当だ。

辛い。

でも、言わない。


泣いたら負けだ。

♂♀
同日 午前11:00 岸谷家
「セルティ?」
とぼーっとしていたセルティを気にして問う。
『いっいや何でもない。。。只・・・』
「只?」
『臨也からの仕事が最近減ったなぁと』
「朽也の事でいっぱいいっぱいじゃないのかな。」
『・・・それにしては休み過ぎてないか?』
「・・・だね、、、」
と雲行きの妖しい空を見上げそうつぶやく

♂♀
「波江。」
「何よ。」
「朽也・・・見てないか?」
「知らないわよ。貴方の将来の嫁を見ておくのが当たり前でしょう?」
「・・・見ているつもりだよ?でも・・・今日の朽也何か可笑しい。別にさ、媚薬を入れられたとかじゃないんだよ。そう・・・

          焦っている

「ふぅん・・・」
と波江も神妙な顔で聞く。


♂♀
同日    To羅丸
「ろっちー」
とま新しい彼女達を連れて埼玉に戻ったはずの六条 千影が池袋の町を歩いてる。
「なんだい?」
「何かここ・・・血生臭い。」
「血・・・?」
とさすがに血という言葉には敏感で千影が不意にまた朽屋を思い出す。
「まさかな・・・」
「え?」
「いや、なんでもないよ。行こう。」
と何もないように池袋の何処かへ行った
(あのお嬢ちゃんが・・・まさかな)
とストローハットを深くかぶる。


薄々思うものと
       確信するもの
 追跡するもの
       追われるもの
甚振られるもの
       疾走するもの
疑問に思うもの 
 
     全ては彼女と漆黒聖とダラーズへ

第二章 池袋集団殺傷危険地域地区
17       無題という名の題名