二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.108 )
日時: 2010/07/29 20:03
名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: TfzvQp12)

「__ソ・・・・ノ、ソプ・・・・、ソプラノ!」

あたしを呼ぶ声がした。

「____う〜ん・・・・?ここは・・・?」

目が覚めて気がつくと其処はあたしの部屋だった。

「あ、ソプラノ!目が覚めたか?」

!?あ、アルト!?

「な、なな何でこ、此処に!?」

「なんでって、オレが帰ってきたらお前、始まりと終わりの扉の前で
 倒れてんだもん。だからオレがお前の部屋まで運んでやったんだよ」

え?帰ってきたらって・・・・・?

「え!?アルト今日帰ってこないんじゃなかったの!!?」

「えー、だってお前今日一人だろ?」

「え?で、でも、アルト、家に帰ったんじゃ・・・・」

「あ・・・・・うん・・・・・」

そう言うとアルトは少し悲しそうな目をして下を見た。

「ま、まあ、お前一人でつまらなかったんだろ?
 それにお母さんと喧嘩したって言ってたじゃん?仲直りできたのかよ?」

そ、それはまだ・・・・

「早く仲直りしておけよ」

あ、うん・・・・・

ボソッ「___それに・・・・お前一人で心配だったし・・・・__」

「え?アルト、なんか言った?」

「な、なんでもないよ!そ、それより仲直り位しろよ!」

そ、そうだよね・・・・

「う、うん・・・・あ、ありがと、アルト!」

「え?あ、う、うん・・・・////
 ・・・・・あ、そういえばお前どうして始まりと終わりの扉の前で倒れて・・・」

ソレはあとで教えるから!仲直りしてくるね!

「あ、オ、オイ!待てよ!」

あたしは部屋を飛び出して寮の電話に番号を急いで入力した。

もちろんそれは家の電話の番号だ。

(仲直りしたら・・・・家に帰ろうかな・・・・
お母さん驚くかな・・・・?)


あたしは少しワクワクしながらお母さんが電話にでるのを待った。


☆第九話「タウロス登場!恋は大騒ぎ!?」終わり☆