二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.19 )
- 日時: 2010/03/21 19:44
- 名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: geRA7/jA)
「今日の授業終わりーッ!!・・・はぁ・・・↓」
せっかく授業が終わって遊びに行こうとしたけど・・・
ピアノちゃん居ないんだっけ・・・・
「あーあ、つまんないの!」
アルトは顔を合わせただけで、喧嘩になっちゃうし・・・
クラスメイト達は悪戯ばっかしてたから友達いないし・・・
転校生二人はどうせ定番の質問責め・・・
・・・ん?
「あれ、フォルテのほうが1人だ。」
何で質問責め・・・あ、自己紹介ですげーエラそー
だったからクラスメイトが近寄ってこないんだ・・・
・・・・よし!話しかけてみよっと!!
「ねえ、フォルテだっけ?」
「そうだけど・・・・貴方誰?」
「あたしは、ソプラノ!ねえ、学校案内してあげよっか?」
「はぁ?貴方何寝ぼけた事をいってらしゃるの?」
は?
「この私が庶民の貴方の相手でもすると思って?
生憎、私は私自身が気に入った方しか
お相手をしたくありませんの。
もちろん小汚いタダの魔法使いの貴方の相手など
お断りですわ!」
カッッッッッチーン!!!
「もーあったまきた!!あんた何様のつもりよ!
人が親切に話しかけてやったっていうのに!!!」
「あら、声を荒げてはしたない。
そんなお下品な方は私、嫌いですわ!
とっとと私の目の前から去りなさい!!この小娘が!」
「それはこっちの台詞よ!ていうかアンタあたしと
歳そんなに変わんないでしょ!!」
「ぐ・・・・黙りなさい、この庶民が!!!」
「なんですってー「はーーいストップ!!!」ー!」
あたしとフォルテの喧嘩を止めたのはなんと、アルトだった。
「ちょっと、アルトはカンケーないでしょ!」
「そんなのはどうでもいいんだよ!
それより、お前周りが迷惑に思うことぐらい
分かるだろ?」
「そうだけど・・・でも!」
言い返そうとしたその時。
「あーら、貴方なかなかいい男じゃない?」
「「・・・・は?」」(ソプラノ&アルト)
「貴方なら私、相手をしてあげてもよくってよ?」
「いや、今そーいう状況じゃ・・・」
「この私、貴方を気に入りましたわ〜♪
ねぇ、町を案内してくださる〜?」
アルトの言葉は完全に無視された。
「いや、お前空気読めって・・・ってくっ付くな!」
「あら〜照れなくてもいいのよ〜?」
「照れてなんかなーーーーい!!」
・・・もうあたしボー然。
ていうか何?この性格の変わりようは。
なんか余計ムカつく・・・・!
・・・・・それに・・・なんか・・・・
二人が話している所見るのなんか辛い・・・・
・・・・・。
「・・・・あたしかえる。バイバイ。」
「おい、ちょっとソプラノ!待てよ!!
コイツどーにかしてくれ〜(泣)」
「邪魔者はさったわね〜♪さ、いきましょ」
「って離せよ!!」
***アルト目線***
「この私、貴方を気に入りましたわ〜♪
ねぇ、町を案内してくださる〜?」
「いや、お前空気読めって・・・ってくっ付くな!」
「あら〜照れなくてもいいのよ〜?」
「照れてなんかなーーーーい!!」
コイツなんだよ・・・どうにかなんないの?
「・・・・あたしかえる。バイバイ。」
え?
「おい、ちょっとソプラノ!待てよ!!
コイツどーにかしてくれ〜(泣)」
「邪魔者はさったわね〜♪さ、いきましょ」
そのままソプラノは教室から出て行ってしまった。
チッ何だよ・・・俺が困ってるっていうのに・・・
そんな態度とって帰るなよ!
くそ・・・・なんか異様にムカつく・・・。
なんでだ・・・?
ダッ
「あ、お待ちになって〜!」
俺はフォルテの掴んでいた腕を振り払い、全速力で
教室を飛び出した。
そして学校を出たとき。
「よっ、アルト!」
「ってうわぁ!・・・なんだテノールか」
「なんだとはヒデェなアルト。幼馴染に久しぶりに
あったっていうのに」
「あ、悪い、今急いでんだよ・・・」
そういって立ち去ろうとしたが。
「ソプラノって奴のことか?」
「!!な、何でお前知って・・・」
「だってアイツすげー速さで学校飛び出してくんだもん。
そりゃ、なんかあったのかなーっておもうよ」
そうなのか・・・?
「でもテノールにはカンケーねーよ」
「カンケーあるぜ?」
は?
「俺、ソプラノの事気に入っちまったんだもん。
どうせ、フォルテのことで揉めて喧嘩ってとこだろ?」
「お前は俺のこと昔から全部お見通しだな・・・ってえ?」
テノールがソプラノを気に入った?
「気に入ったって・・・もしかして・・・」
「さーな、それこそお前にカンケーねーよ。
じゃな、アルト!」
ソプラノの事といい、テノールの事といい、
何なんだよ・・・・・
☆第二話「二人の恋敵出現!?」終わり☆