二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜メロディ魔法学校の日々!〜 ( No.57 )
日時: 2010/04/15 18:07
名前: 楓蘭 ◆sS3IIIdY12 (ID: TfzvQp12)

「バス君〜!遊びに来たよッ♪」

ピアノちゃんがその子の名前を呼んだ。

へえ、バスって名前なんだ〜

「あ、ピアノ、いらっしゃ〜い♪・・・・!
 ・・・・そこにいる子は・・・・?」

「あ、あたしソプラノっていうんだ!メロディ魔法学校の
 生徒!宜しく!」

「ぁ・・・・・ぅん・・・・////」

バスは顔を赤くして俯いた。

「どうしたの?初対面だから緊張してる?」

「・・・・うん・・・」

「だったら、友達になろ!そしたら、初対面なんて
 関係ないよ!」

「・・・・うん!」

あたし達はすぐに仲良くなった。

「よかった!二人ともすぐ仲良くなれて!」

ピアノちゃんが嬉しそうに言う。

「うん!ねぇ、バスって何が得意?」

あたしはバスに質問した。

「う〜ん・・・・魔法とか、おまじないとかかな」

「うわっ、全部あたし苦手だなぁ・・・・
 今度教えてよー!」

「うんいいよ^^」

よかった!これで、魔法がニガテなのも克服できそう!

いっそのこと大得意になったりして〜☆

ん・・・?魔法・・・?

「・・・っっって、ぁあああぁぁぁああ!!」

あたしは思わず叫んでしまった。

「!?ど、どうしたの、ソプラノ・・・・?」

バスがビクビクしながら聞いてくる。

「あたし、魔法試験があって大ピンチなんだった!」

「魔法試験?あ、僕のリズム魔法学校でもあったよ。
 一つだけほんの少し難しかったけど、合格できたんだ」

へぇ・・・・他の学校でもあったんだ・・・・

「あ、それなら!ソプラノちゃん!バス君に
 魔法教えてもらったらどう?バス君は本当に
 魔法が得意なのよ!」

あ、そうだっけ!

「うん、そうする!バス、教えてもらっていい?」

「僕はOKだよ!でもソプラノの学校では何時あるの?」

「やった!えっと、あたしのとこは・・・・一週間後だっけ」

「そっか・・・・だったら、今から始めよう!
 時間はいっぱいあるわけではない、急ごう!」

こうしてあたしの魔法の修行は始まった。