二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【D灰】…空白の歯車…オリキャラ募集中 3/25up ( No.32 )
日時: 2010/03/28 20:24
名前: なさにえる (ID: vSAcFdge)

>>風

かなりあるねww
今回は自重させようかとも思ったけど……←
ネヴィルだけどまぁ、ネヴェルだろうとネヴァルだろうと←
どうでもいいよ(ぇ

>>アリス
実はそうだったり……
ふふふ〜、ご推測のとうりだよ^^

>>ねこうさぎ
そうなんだ!!!
神様の名前だったんだ!!!

勉強になりましたm(_ _)m((笑



    第1夜 喧噪

「…つきましたね」
アレンが周囲を見渡した。
神田とリナリー、クロウもコバルトブルーの海を眩しそうに見つめた。

そこは美しい港町の古びた教会……方舟のゲートの入り口である。
「で、どうすりゃいいの?」
ハイネが呟いた。
考えてみればコムイに軽く任務を言い渡されただけでろくに内容を説明されていない。

「………」
「……ごめんね、兄さんのせいで」
「_______ハァ」

とりあえず5人は当てもなく通りを歩き出した。街の人に優秀な情報屋でも聞こうと思った………のだが

「あ、見て見て♪すっごい新鮮な魚ですよ♪」
「あそこにあるの紅茶専門店じゃないですか!!!」
「みんな、あそこのタコ食べましょうよ♪」
「ちょっと見てきます」

「すすまねぇ……」
明らかに神田の機嫌が悪くなるのを感じたリナリーは苦笑するしかない。
「神田。イライラする時は紅茶がいいですよ」
クロウがポットからミントの香りのする紅茶をカップに注ぐ。
「てめぇが原因だろぉがぁ!!!」
            ___神田の堪忍袋がキレた


「ハイネ……とりあえず情報屋探さない?」
「……あぁ」

「リナリー、リナリー!!!ちょっとこのレストランよりましょうよ!!!」

ガチャン!!!ガゴンッ!!!←神田とクロウの喧嘩音


               「「………ハァ」」





市場の騒がしい喧噪からはずれ………

        ……薄暗く静かな裏通りに二組の男女の影があった。

 青年の方が目を細めて表通りの様子を観察した。
 「Αν νομιζετε δυνατα…(騒がしいと思ったら…)」
   少女が首を傾げて青年を見上げた。



「Κoλαση……(なんだ)」










           「Τι Exorcist…………(エクソシストか)」

そう呟いた青年の瞳が一瞬紅く輝いた___