二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: とんがりボウシと魔法の365にち〜あおぞら魔法学校〜 ( No.22 )
日時: 2010/03/29 20:19
名前: 繭 (ID: kx1LgPV4)

>>20 続き
「お前。私の声が聞こえるのか?」
墓付近で声をかけられた。
「こういうときは、そこにはなしかけるですよ。」
サラちゃんが一番奥の墓を刺した。
やけに大きいし、綺麗だ。
「ァ…あの…。」
私は、小声で言ってみた。
「お前、私の話を聞くか…?」
サラちゃんがうん。というと教えてくれた。
「ァ…ゥ…うん。」
「うむ。では聞かせてやろう。」
何も、言わないまま、話が進んでしまった。
「私は、かつては、世界を支配していた魔王だ。だが、一人の勇者が私に立ち向かってきた。そして、私は、肉体を封じられた。もう、悪いことは、せぬ。だから、魔王の骨を10本持ってきてくれぬか?」
私は、どうしようと考えた。
てか、魔王に骨上げて、何の得があるの?
「勿論、持ってきてくれたら、褒美をやろう。しばらくの間、雑草と部屋のキノコが生えない魔法をかけてやる。」
マジすか————!
最近雑草が増えてくから、どうしようかと思った。
やるやるやる!
絶対やる。
「えっと、やります!」
「それでは、魔王の骨。頼むぞ。」
んじゃ。行ってきま———す。
えっと、魔王の骨は、宝探しの魔法。
それか、虫の書に。
洞窟からいってこよ!
洞窟の中で 
魔法使いに変身して、宝探しの魔法。
クルリーン
おおっ!
ここか、しかも、数か所置きに光ってる。
まずここね。
ザッザッ。
一発目から魔王の骨!
よし。次——————。
ザッザッ
クリスタル。
もういっちょ。
ザッザッ
また魔王の骨。
ザッザッ
ダイヤモンド。
ザッザッ
海賊の骨。
これだけ。
学校の右っかわにもあったけな。
ザッザッ
おお!魔王の骨。
3本目。あと7本。
「マユちゃん。これ…」
サラちゃんが魔王の骨3本。
「いいの?」
「はい。」
じゃあ、あと4本
恋人岬に。
ザッザッ
狼男の骨。
孤島に移るか。
孤島で、
ザッザッ
魔王の骨。
あと3本。


も〜ちょっとだあ。


続く

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そういや。今回、アイとハル登場しなかったな。