PR
二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: 戦国BASARA...竜に仕える少女 ( No.36 )
- 日時: 2010/04/28 11:50
- 名前: こと (ID: udwvwPPV)
- 参照: http://名前戻したよ!
...四章...
【一瞬の隙】
僕は一気に距離を詰め、政宗の背後に回った。
そして
政宗の喉元にクナイを宛がった。
政宗は動きを止めた。
「なっ………」
「何事ですか!?てめぇ!筆頭から離れろ!!」
伊達軍の一人の家臣が僕目掛けて刀を振り下ろした。
僕はクナイを捨て、身を翻し、相手の背中に思い切り蹴りを入れた。
「ぐぁ……!」
相手は少し飛んで行き、近くで気を失った。
「て、てめぇ……」
「大丈夫だよ、死んでない」
「そうじゃなくて……」
「負けた事が悔しい?」
僕は政宗から身を離した。
「恨むなら、彼か、自分自身を恨んだら?
君に隙を作らせたのは彼でもあり、君自身でもある」
僕は政宗から目を反らした。
「少し、外させてもらうよ」
僕は伊達本陣から逃げるように出て行った。
PR