二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: REBORN!!●・。夢小説。・●((一話up ( No.4 )
日時: 2010/03/28 15:25
名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)

一話 「謎の少女来る!!」

———中1 冬———
勉強ダメ、運動ダメのダメダメの中学生。
“沢田 綱吉(さわだ つなよし)”。
今日は、学校の校庭に来ていた。

「寒い〜。家の庭で、雪遊びしろよ!」(綱吉)

大声で叫んでいる男。
こいつが、“沢田 綱吉”。
——こいつゆーな、こいつ!
ほおっておくとしよう。
その時だった。

「ツナー! よっ」(?)
「お早うございます、十代目!」(?)
「ツナさん! お早うございます」(?)
「お早う、ツナくん」(?)

四人の奴等が来た。
一人目の名は、
ボンゴレ雨の守護者、“山本 武(やまもと たけし)”。
二人目の名は、
ボンゴレ嵐の守護者、“獄寺 隼人(ごくでら はやと)”。
三人目の名は、
ツナに憧れている、“三浦 ハル(みうら はる)”。
四人目の名は、
並盛中学校のマドンナ、“笹川 京子(ささがわ きょうこ)”。

「山本、獄寺くん、ハル、京子ちゃん!」(綱吉)
「またアホ牛の子守ですか?」(獄寺)
「やっぱ、こうなのな!」(山本)

山本がヘラヘラ笑って言う。
いつも通りの皆。いつも通りの日常だった。
しかしそのはずが……、そこに風紀委員の雲雀 恭弥が通った。
ズルズルと、後ろに足を引きずっていく。

「ひぃぃ! 雲雀さん!? な、何で休みに!」(綱吉)
「群れてるね……。咬み殺すよ?」(雲雀)

その時だった。
後ろから、ザッザッと足音がした。
フードを被っているからであろうか?
どんな奴か、男か女かすら分からない。
雲雀は仕込みトンファーを、思いっきり振り回した。

「ひぃぃ!」(綱吉)

ツナは、思いっきり大きい悲鳴を上げる。
しかし、それは束の間。
そのトンファーは、その少女の手で止められた。
どういうことだろうか、その場にはすでに少女は居なかった。
確かにそこには、少女が居た。
しかし、今そこには居なかった。
こんなことがあっていいのだろうか。

「やはり甘いな。上が空いてることを忘れるな」(?)

それだけいうと、少女はどこかへ行こうとした。
あの少女は、一体何者だったのだろうか……?
雲雀はその少女を追いかけると、トンファーを振り回した。
雲雀は一体、何がしたいのだろうか……。
しかし、その少女がサッと避けた。
やはり、この少女は何者だろうか……。

「お前の目は節穴だらけだな。なんか色々と隙がありすぎるぞ?」(?)
「な!?」(ツナ)
「……フッ」(雲雀)

あの……あの、雲雀が笑った瞬間だった。
——別に、言うことでもねーじゃねーかよ!
少女はカチンと来たらしく、雲雀に攻撃を仕掛けかけた。
が、その構えもやめ、クスクスと笑い出した。
そしてフッと笑い、雲雀の後ろを指差す。
なんと、ボールが飛んできていたのだ。
雲雀はサッと避けた。
間一髪だっただろうか? 雲雀の髪をかすった。
だが、攻撃だけはやめない。

「君は……しつこいね」(?)
「君こそ、十分しつこいと思うけど?」(雲雀)

戦いは、中々終わらない。
少女はしつこいと思ったのか、戦いをやめどこかへ行ってしまった。
しかし、あの少女は何者なのだろうか。