二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: REBORN!!●・。夢小説。・●((一話up ( No.5 )
- 日時: 2010/03/28 17:06
- 名前: 夜琉 ◆nFgGo2zKeY (ID: CUrDDjil)
二話 「謎の転校生来る!!」
あれから、次の日。
学校が始まった。
春だといいたいところだが、まだ冬だろう。
そろそろ、春が来るだろう。
噂によると、今日は転校生が来るらしい。
「お早うございます、十代目!」(獄寺)
「よっ、ツナ」(山本)
「獄寺くん、山本!」(綱吉)
——俺、いっつもこれ言ってるような……。
今更、気づいたのだろうか……。
まぁ、いいだろう。
その時だった。風紀委員、雲雀 恭弥が来た。
「君……、あの女は?」(雲雀)
「あの女……? 昨日の……」(綱吉)
ツナは思い出した。
昨日の出来事のことを。
あの少女は、一体何者だったのだろうか。
「あの女の子、連れじゃないんですよ……」(綱吉)
ツナはハッとなった。
今、喋っているのは“雲雀 恭弥”だと言う事を……。
ツナは少しずつ、少しずつ後ろに下がってゆく。
そして、雲雀に言った。
「し、失礼しましたぁ!」(綱吉)
それだけ言うと、三人揃って全力疾走。
もしかすると……いや、もしかしなくとも今まで走った中で一番速いだろう。
雲雀は、ポツンと言った。
「失礼と思うことを、普通はやらないよ……」(雲雀)
「はぁ……。朝から雲雀さんに会うとは……」(ツナ)
「大丈夫ですか? 十代目」(獄寺)
獄寺が、ツナの顔を覗き込む。
ツナは、コクリと頷いた。
その時、学校中にチャイムが鳴り響いた。
それと同時に、先生が入ってきた。
「お早う。今日は転校生が居る。入って」(先生)
「……はい」(?)
その瞬間、ドアがガラッと開いた。
入ってきたのは、昨日の少女らしき人物だった。
容姿は、金髪に黒のメッシュで一見怖そうな人物だった。
一言で言えば、“不良”だろう。
「自己紹介をして」(先生)
「……時羽羅 梨瀬琉」(梨瀬琉)
時羽羅 梨瀬琉……?
変わった名前の、少女。時羽羅 梨瀬琉であった。
この謎の少女は、一体何者なのだろうか。
ツナが考え込んでいる間に、梨瀬琉がツナの空いてる隣の席に座った。
「よ、よろしく……」(ツナ)
ツナが、挨拶をしたのに対し、梨瀬琉は無視をする。
ツナは「あはは……」と笑っているが、梨瀬琉は無視を続けた。
一体、この子は何者なのだろうか……。
ツナ達の頭の中には、それしか浮かんでこなかった。
その間にも、授業は次々に進んでいった。
———昼休み———
「あぁ〜、やっと終わったぁ〜」(綱吉)
ツナは、弁当を持った。
そして、屋上に向かおうとする。
しかし、隣でガタッと梨瀬琉が立ち上がった。
そして、ゆっくりと出て行った。
梨瀬琉の思考は、一体どうなっているのだろうか……。