二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】 国を守る糧 ( No.4 )
日時: 2010/12/20 23:05
名前: 猫菓 ◆GniOoWrG2M (ID: CzRhDmzb)

■1章 始まりこそがなんだかんだで一番重要

「沖田さんんんっ! だからどうして服がこんなになっちゃうんですかー!」

「何のことでさァ」

真選組の屯所で、翼が沖田に問い掛ける。

翼の手にはぼろぼろになった隊服。

「これです! 縫うのボクなんですよ、分かってますか!?」

「そんなこと分かってまさァ。それだけ俺が仕事を頑張ってるんでィ」

「むー……」

翼は諦めたのか沖田の部屋を出て行った。

「結局ボクが雑用をやらされるんだよなぁ……でもまあ、この世界に慣れるためだし」

翼は平成の世界から何故か江戸の世界にトリップしてしまったのだ。

保護も兼ねて剣筋も中々良いので真選組で雇うことになったのである。

      
     ☆


「高本さんも随分この世界? に慣れてきたみたいだね」

「あはは、山崎さん、ボクの話まだ信じてないですね?」

夕食の時間、翼は山崎とそんな話をしていた。