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二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
- Re: リボーン 星からの願い事 ( No.25 )
- 日時: 2010/03/31 11:55
- 名前: 蒼井瑞希 ◆AKXdr04juU (ID: 8TaBVFdu)
「綱吉様……っ」
「えぇ…と…」
母やチビ達の前で泣かれても困るので、とりあえず、星羅という少女を自分の部屋に連れてきた綱吉。
(状況が飲み込めないよ〜何なんだこの子?俺、何かしたかな〜)
「えっと…星羅…さん」
「星羅でかまいません…。失礼しました。綱吉様には私がわからなくて当然なのに、いきなり泣いてしまって…」
申し訳なさそうに謝る星羅。
怪しい子では、ないようだと安心する。
最近、ボンゴレやマフィアに関係することばかり起こっていて、神経質になっていた。
「じゃあ、えっと星…羅」
「はい!」
嬉しそうににっこり笑う星羅の可愛らしさに、綱吉は思わず見とれてしまった。
「……」
「綱吉様……?」
「…え?あっ!何でもない!よ、よくわかんないけどさ、俺も綱吉様なんて、呼ばなくていいよ!」
(学校じゃ、ダメツナなんて呼ばれてるし…)
「で、では、何とお呼びすれば…」
「えっと、そうだな…」
綱吉が、首をかしげた時、
「ツナ、でいいじゃねえか」
足元から声がした。
「?」
星羅が不思議そうな顔をする。
「リッ」
綱吉は、声を上げた。
「リボーン!」
最強無敵の家庭教師が、そこにいた。
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