二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 大神 皆の願いよ御許に届け −必然−(リレー) ( No.20 )
日時: 2010/04/06 11:46
名前: 夢幻想* ◆lWYtn5MZ2k (ID: PQvy21Xz)
参照: http://mablog.netmarble.jp/003a58a611ae4662af2

その遠吠えは闇をさき、赤い真っ赤に燃えた太陽をよみがえらせた。

「おお、大神コウテラス様。
ここから東、龍之丘を目指されよ。
そこには妖気が密集しておりまするゆえ」

コウテラスは一回ほえると180度回転し、サクヤのところを後にした。

「貴方に花のご加護があらんことを!」

サクヤはそういうとご神木の姿に戻った。
一方昔アマテラスと常闇ノ皇を破ったとされるイッスンの里では
イッスンの孫、イッカン(一間)が里を出るといって聞かない。

「これ、イッカン。なぜそこまでして里を出たい!!」

イッスンが問いただすとイッカンは絵をかいてもちっとも面白くないといった。

「ふむ。ならばいくがいい」

イッスンはそういうとイッカンを止めていた者たちに手をひけ、といった。
手がひくとイッカンは一目散に飛び出ていった。

「イッスンさま、いいんですか?」

村のものがこう聞くとイッスンはにやりとわらってこういった。

「ハッハッハ。わしにも昔、こんなことが会ったわい。
しかし、大切なことに気がついて絵を極めた。
イッカンにもそれがわかる日が来るじゃろう」



      イッカンのターン

イッカンは、村一番小さく(といっても㍉単位で)村一番のわんぱくガール(だった。
しかし、絵の道では秀才でいつもトップだった。
それゆえにイッスンからはほめることもあまりなく、ましてや今は亡きイッシャクに絡められ毎日しかられていた。
だから里をでたくなるのは当たり前だった。

「さぁ〜てェ。これからどこいこうかナ……?」

一応このイッカンは女で、大きな蝶の髪飾りをしている。
するとイッカンの目の前に一瞬白いものが通った。

「ハ、ハァ?」

イッカンはそれを追ってみることにしたw




うわぁ、グダグダ^p^