二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【リボーン】□巡り巡る恋の唄□ ( No.7 )
日時: 2010/04/06 16:16
名前: 黒蝶 (ID: IMZOhr8h)

*愛の声が聞こえない*
+3粒+

学校につくと校門の前で立っている雲雀が月菜を見つけて声をかける。

「やぁ。今日も愛らしいね」

昔の雲雀とは似ても似つかないが雲雀の場合は相手に聞こえないんだからと言いたい放題言っている。

月菜の方は「今日も愛らしいね」の部分が聞こえないため、普通に「やぁ」と声をかけられているように聞こえるのだ。

「おはやうです委員ちょ—」

他の人が言ったら咬み殺されるだろうが月菜が言う分には気にしない。

「月菜—・・・先言ってるよ」

「嗚呼!まってです—!」

ツナの後を追いかける月菜。

ツナはスタスタと校門へ向かう。

「クフフ・・・。今日も失敗したようですね」

後から来た骸は雲雀に笑って声をかけた。

「キミだって失敗したんだろう?」

雲雀にそう言われて骸はクフフフフと言って校舎内へ向かった。

「むかつく・・・。此処は植物園じゃないのに」

とまぁそんなことをぶつぶつ言う雲雀。

こういう気分の雲雀の前に立ちはだかると咬み殺されるのだからみんな登校したくても登校ができない。

というよりは門をくぐれない。

隣ではらはらしながらみている草壁がなんとか雲雀を宥めようとしている。

なんとか宥めた草壁は後の方に行く。

そして振り返ると生徒達が咬み殺されていた。

「・・・委員長。此処は植物園でもなければ咬み殺しても良いという場所じゃないんですよ」

ぼそりと誰にも聞こえない程度にいったつもりがその瞬間雲雀に睨まれる。

雲雀はすぐに制裁(というか暴行)を加え始める。

ある程度、仲の良い人と悪い人の区別は付けている。

勿論骸は仲の良い悪い以外に知り合いという言葉からシャットダウンしたいみたいだが。