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標的4　「雪の守護者」

リボーンは真剣な顔をしながら私達にある事を話してくれた

「ボンゴレである本が見つかったんだ」

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３年前…それは雪の降る寒い夜のことだった
俺はボンゴレの書庫で調べ物をしていた時

ふと棚にしまってある本が目に入ったんだ
題名が何も書かれていない

開けてみると一枚の手紙とボンゴレリングと
雪の結晶の形をしたブレスレットがはいっていて

そして手紙にはこう書かれていたんだ

「この世に災いが起こる時

　他世界から来た者にこのボンゴレリングと

　ブレスレットを授けよう

　そしてボンゴレ雪の守護者となり

　この世界を救ってくれるだろう

　　　　　　　　ボンゴレⅠ世」

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「という訳だ」
リボーンは真剣な顔つきを元に戻しそう私に言った

「でもリボーン…その災いってなんだ？」
「私も気になってた」
「それは俺にも分からねぇ…。でも俺は一波乱来そうな気がする」

そういってリボーンは窓に目を向け空をじっと見ていた
私も見てみると今日は晴れだと天気予報では言って
いたが厚い雲が太陽を覆い隠していた

「だから今日から雪江はツナの守護者だ」
「リボーン勝手に決めるなよ…雪江ちゃんはまだいいって言ってしてないし…」
「私はいいよ。ツナの守護者やる」

この話を聞いているうちになぜか私がやらなければ
いけない気がして仕方なかったのだ

「決まりだな。ツナもそれでいいか？」
「雪江ちゃんがいいなら…」
「じゃあ渡しておくな」

そう言ってリボーンは雪の結晶の模様が入ったボンゴレリングと
ブレスレットを渡してくれた

そして私はこれから起こる災いにまだ気づいてもいなかった