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標的1　「落ちてきた少女」

「はぁ〜」
　
深いため息をつきながら沢田綱吉は家に帰っている途中だった

「今日もまたリボーンに怒られる…」
　
学校のテスト用紙を見ながらそんな事を呟きふと空を見上げると
青いはずの空に黒色のブラックホールみたいなのが現れた

「一体何だろう…。あれは…」
　
綱吉が呆然とその穴を見ていると…穴から人が落ちてきてドスンと言う鈍い音がした

「えぇぇぇ！だ、大丈夫ですか！？」
　
綱吉が駆け寄ると落ちてきた人は自分と同じぐらいの少女だった

その少女は

「うぅ…」
　
と少し綱吉の言葉に反応したがすぐに気を失ってしまった
　
「誰だろう…？並中の制服じゃないし…」　
　
でも放って置く訳にもいかず綱吉はその少女の手当てをするために家に運ぶことにした