二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: リクエスト可!戦国BASARA短編集! ( No.151 )
日時: 2010/06/08 21:02
名前: るりぃ (ID: TtFtbd5q)

『私の日常パロ』

キーンコーンカーンコーン

学生にとっては、貴重な10分間の休み時間を告げる、チャイムが鳴り響く…
その途端、

「黙るネ、サド!!」
「黙るのは、てめェだ!アイツの良さが分かんねェんだからなァ!!」

問題児ばかりの中でも、更に相性の悪い二人の声が響いた…。

「ちょっ、どうしたんですか?神楽ちゃん、沖田さん。」
「ほっとけ、ぱっつあん。巻き込まれるぞ…」

そんな、クラスメートと担任の声など今の二人には聞こえない。

「森蘭丸はなァ、かっこいい上に連続技が決まったら、かんなりスッキリすんだぞ!」
「所詮、刀二本が、いっぱいいっぱいの小さな男ネ!政宗は、刀六本ヨ!六刀流アルヨ!!」

握り拳をつくり、そう言って両者は睨み合う…。

「だいたい無双シリーズは、ミッション大すぎて大変アル!」
「ア"?戦国BASARAだって、本田忠勝が最強すぎなんでィ。」

ふん、とそっぽを向いた二人だが、神楽がちら、と総悟を見る。

「…ホンダムは選択して、プレイヤーに出来るアルよ!」
「それはマジですかィ?こっちはなァ、自分で武将作れるんでさァ!」
「それは、本当アルか!?ちょっ、今度ソフト貸すヨロシ!」
「あァ、その変わりてめェも貸せよ?」
ガシッ!!
「「同盟だかンな!」」
そう言ってお互い手を握り合い、ふふふと笑う…
「なァ…トシ、総悟と神楽ちゃん、どうしたんだ?」
「二人共、戦国ゲームにハマってるだけだろ…。」
そんな二人の会話は、一部の人間にしか分からなかった。











「マヨー!ちょっと、パーリィー叫ぶヨロシ!」
「うるせェ!話をややこしくすんなァァァ!」
終わり。