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『９』　「瑠奈の決意」


もう無理…人をこんなにびくびくさせて何が楽しいの…？あたしは窓にひじをつきながらグラウンドを眺めていた。エイリア学園なんていやだな…。

決めた！！ここをでるんだ！！

あたしは自分のへやのなかにおいてあった鏡に自分の姿をうつしながらあたしはゆっくり眼帯をとる。青い瞳の中に傷跡があった、これだ。これを見られたくないのだ。そして、どうして右目があかいのか、それはあたしは元々どちらも赤かった。その当時エイリアだったかな？そこであたしは一人の男に結婚を申し込まれた。

しかしあたしはそれを拒んできた、だからそののろいをかけられたのだ。それをしってるのは豆太だけ…。

眼帯をもう一度つけて、あたしは歯をかみしめる。鏡の中の自分が醜いのだ。ポニーテールをはずすと軽いウェーブができる。あたしは、ベッドの上においてあった服に着替える。するとへやにグラン君がはいってくる

グラン「どこいくの？」

瑠奈「貴方には関係ないです。では」

グラン「そう…」

瑠奈「…関係ないので」






もうエイリアには戻りたくない！！！

マントを身につけるとエイリア学園から飛び出す。雷門に戻りたい！！！