二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ごっきゅんと☆5話の恋物語【復・活】 ( No.8 )
日時: 2010/04/13 19:43
名前: 璃亜 (ID: dYnSNeny)

—02

獄「だぁーーーッ!!何度言ったらわかるんだてめぇは!!」

教室に響く彼の声。

お久しぶりです♪
さて、今、あたし…阿澄 沙樹は今日から私の(仮)先生となった
獄寺隼人君に勉強を教えてもらってます!!

(詳しくは01を見てください by沙樹)

…でも、いくら優秀な獄寺君でも
あたしに教えるのはやっぱり苦難なことみたい;

獄「で、ここはこうしてこうなるから…」

しかし、何だかんだいって1から教えてくれる獄寺君は
やっぱり優しい。

ここ数日で、彼の意外な一面を知った。

…っといっても、これだけだけど☆

沙「なるほどー…そうなってたんだ…。」

獄「お前…あいつの話、聞いてなかったのかよ;」

沙「あいつって誰ー??」

獄「センコウのことだよ。」

センコウって…ああ、センセーのことね。

納得したあたしは、再び問題に戻る……
…と、

あれ?ここの問題ってどうやるんだっけ??

難しい問題が出てきて、思わず手が止まる。
え…ーっと?

獄「もう分かんねーのかよ。」

あきれたように話す獄寺君。
そんな彼の態度に意地を張っていってしまうあたし。

沙「わ…っわからなくないもん!!」

本気になればこんな問題くらい……………
できません。

沙「ギブですー!!やっぱ教えてください!!!獄寺センセー!!」

獄「∑はぇっ」

結局、獄寺君に頼ってしまうあたし。

くそう。

獄「…何だよ。解んねえなら最初からそう言えよ。」

再び、呆れた声で話す獄寺君。
その行動は否定できないので、グッと我慢する。

沙「すいませんでした…教えてください…」

涙声半分。
あぁもう…マジで泣きそう……

微かに潤んだ瞳で私より身長も座高も高い獄寺君のことを
見上げた

獄「(ドキッ///)」

?

何か顔が真っ赤だなぁ…タコみたいだ…

沙「タコみたい…」

言ってはいけないことを言ってしまった。
やばい…獄寺君、もっと顔を赤くして……

怒ってる!!

獄「てめぇ!!俺の気にしてること、わざわざ口に出して言うんじゃねえ!!」

え !? 気にしてたの!?すいません!!!

沙「もう教える気なくした…」

ハァ…と、溜息をつき、
あたしにとって恐ろしいことを口に出す獄寺君。

やめてぇえぇえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえぇえ——

その後、必死に謝って

    必死にせがんで

やっと教えてもらうことができました☆

その日で数学は最低でも平均点は取れそうです。