二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ごっきゅんと☆5話の恋物語【復・活】 ( No.15 )
日時: 2010/04/14 21:26
名前: 璃亜 (ID: dYnSNeny)

—03

沙「ありがとうございましたーッ!!」

放課後の教室に響くあたしの喜びの声。

そう、今日で獄寺先生の勉強会はもう終わり…って思ってたんだけど…

先「そーかそーか。やっと 数 学 は 終わったかー。
  じゃあ次は国語な!!」

…は?

先生の言葉に動揺する私。
ぇ?まだ終わってないの??…国語まで……??

沙「ちょっと待ってください!!
  あたしも本気になれば国語なんて1人で出来ますよ!!」

必死で説得する…が

先「いや、もうこのまま獄寺に教えてもらった方がいいだろ。時間的にも…」

獄「冗談じゃねぇ!!俺にも勉強させr先「獄寺はやる必要ないだろ??(黒笑」………っ」

先生強しっっ!!!!!

あの獄寺君を黙らせるなんて…(しかも黒笑で
てかそれ言ったら言ったで、教室でて行っちゃうし…

獄「仕方ねー…」

ハァ、とため息をついて再び席に着く獄寺君。

え…まだやるんですか?

沙「いいの…??」

恐る恐る聞いてみる。
だって、そんなこと言うなんて獄寺君らしくないんだもん……

獄「おめーがやんねえなら…沙「やりますっ」んだよ…」

ガタンッ

勢いよく席に着くあたし。
勉強は嫌だけど…何か……最近、

獄寺君と一緒にいても悪い気はしない。

ってか寧ろ嬉しい…?



カァッ




な…何思っちゃってんだろうあたし…ッ
恥ずかしいッ…/////

獄「何1人でニヤニヤしてんだ??きもちわりぃ…」

ドン引きした様子で言う獄寺君。
しまった…;

沙「え?いや??何でもないよ…」

慌てて国語の教科書を開く、
不自然になってないよね……??

獄「…で、どこが苦手なんだ??」

沙「漢字とか…全部?;」

獄「はぁぁぁぁぁぁぁ!??」

本当のことだもん…あ、やばかったかなぁ……

獄「話にならねぇ…帰る。」

沙「待ってぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

必死に食い止めるあたし。
ドアの前に立ち塞がる。行かせないもん!!!

でも、頭のいい獄寺君は
無言で反対側のドアに向かう…

沙「10分でいいから!!お願いっ」

半泣きでお願い…というか叫ぶあたし。
ホントお願いしますッ———

ガタッ

…ぇ?目を開けると、その前には
席に着いてあたしを申し訳なさそうに見る獄寺君の姿があった。

もしかして…

沙「やってくれるの?」

その問いにゆっくりと答える獄寺君。

獄「あぁ…、悪かったな。さっきは…よ。」

赤くなって謝る獄寺君。
何で…謝るんだろう?もう…優しすぎるよ…

ていうか、あたしこそ……

沙「あたしこそごめんねっ;
  その…いつも教えてもらっちゃって…」

俯きながら小さな声でいう…
ごめんなさい…本当に—………

獄「ほら、早くやるぜ。じゃねえと帰る。」

沙「(ドキッ/////)」

え…笑顔っ!!(とまではいかないかもしれないけど
笑ったよ…っ!!

やばい…顔が赤いよ。たぶん、絶対。
そんなことされたら、好きになっちゃうよ。

ていうか

もうなっちゃったじゃん!!//////