二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: ごっきゅんと☆5話の恋物語【復・活】 ( No.21 )
日時: 2010/04/16 20:39
名前: 璃亜 (ID: dYnSNeny)

—05

沙「獄寺君!!」

獄「∑はぇっ!!」

獄寺君のアパートのインターホン越しに聞こえる獄寺君の声。

今日は休日。

あの後、無事テストは良く出来てたみたいで
結果をみると、学年トップに戻っていた。
微妙に獄寺君がムッとなってたけど気のせいかな??
先生にも褒められ一件落着♪

…でも、勉強会はまだやることにした。今は意味無いけど。
とりあえず、休日だけ。

獄「ちょっと待ってろ…今、片付けっから」

沙「あ、はーい」

ドアの前に立って待つあたし。

ちなみに獄寺君の部屋で勉強会をやるから…
ちょっと緊張するなぁ;



ガチャ



寝起きの様な髪に、寝起きの様な顔。
あぁ…そんな獄寺君の顔も好きっっ///

はっ!!変態になってしまった…

獄「何1人で百面相してんだよ。はいらねぇなら…

沙「お邪魔しますっ!!」

慌てて言うあたし。いけない…またやっちゃった…

すると、獄寺君がぽつりと言った。

獄「何か…勉強会始めたばっかのころ見てぇだな」

そう言えば…確かに。

沙「そうだね…その頃はこんな風になるなんて思わなかった。」

獄「そん時、全然そんな気なかったぜ」

冷たく吐き捨てるように言う獄寺君。
しかし、どこか温かさを感じる言葉だった。

そういえば…その時もこんな青空だったっけ。

あたしの頭の上に無限にひろがる
綺麗な青空。

その空を見上げて、きれいな空気をすっと吸い込んだ。

獄「おい、早くしねーと閉めるぞ」

獄寺君の言葉に焦り、後を追うあたし。

沙「ま…待って!!」

あたしは慌てて獄寺君の部屋へと足を踏み入れた。