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第6話

か「で、アレはどうなった？」
彩「アレ？」
か「映画」
彩「あ・・・」
そういや、まだ決めてない。
社長に1ヵ月後また聞くっていわれてるからなぁ・・・
彩「・・・どーしよ」
か「ま、自分で決めろよ」
彩「うん。」

正直、まだ相手も聞いてないから、うんともすんとも言えない状態なんだ

慶「なんだ？進路希望調査？」
政「んだよー？大学行くのかよ」
彩「別に、行きたい人だけ行けば？私は行くけど」
か「・・・」
帰り道、進路希望調査表を見ながら話していた。
？「んだよー！2万ぐらいもってんだろ！」
？「こ、困ります・・・これから習い事で・・・」
彩｛なんだろ？｝
1年生かな？女の子が・・・からまれてる！？
彩「ちょっ、コレもってて！」
もっていたカバンをかすがに投げて女のこの方へ向かった。
？「んだ〜？そんなにレイプされてぇ〜か？」
？「ひっ・・・」
彩「ちょっと、あんた達！」
？「？」
彩「その子から離れな」
？「んだ？テェーメ！」
まるで｛金がないからこいつは離さない｝とでも言うかのように肩に手をやって女の子をひきつけた
？「や・・・！」
彩｛ピッシャ−ン！｝
泣きじゃくってる女の子を見て、雷が落ちた
彩「汚ねぇ手でさわるんじゃねーよ」
慶「うっ！こわ！」
政「ありゃ、本気だな」
小声で言ったつもりかもしれないけど、よく聞こえた
？「ちっ！覚えとけよ！」
彩「・・・」
？「あ、ありがとうございます・・・」
彩「いいってこって！名前は？」
？「坂本中学3年の・・・橋本亜美です・・・」
お下げ頭にめがね。どうも真面目な受験生って感じ
亜「あっ、あのぉ・・・」
彩「？」
亜「あ、ああ！何でもないですぅ！さようなら！」
彩「あっ！待って！」
素早く逃げて（？）しまった。あの足で逃げればいいのに・・・。

か「あれでまた。今年は記録超すな」
慶「何が？」
か「チョコ」
慶「・・・負ける・・・」