二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】紅月夜の晩には蝶が舞う—。 ( No.136 )
日時: 2010/04/11 19:37
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)

「あー・・・だりぃ・・・。」

始めての見回りなのにやる気のない友里亜と付いてきた沖田。

「もうサボリやせんかィ友里亜。」

「あ、それ良いな。」

「土方コノヤローもいないことだしねィ。」

そう言うと二人は人目に付かないような建物の後ろなどを探し始めた。

「あ。此処良くね?」

「そうですねィ。」

人目につかない上に下はふわふわした芝生。サボルにはちょうどいい場所だった。寝そべった二人。

「友里亜ー抱き枕にしていいですかィ?」

「やだ暑い。」

「じゃあ服を脱g「あ、そうだ死んだら?」

「・・・。」

「にしても暑ぃな今日ー。」

コートを脱いでタンクトップの胸のへんをパタパタして風を送る友里亜。

「友里亜」

「何?」

「誘ってんですかィ?」

「はぁ?」

友里亜のインナーはタンクトップ。しかもただのではなく胸だけが隠れているという肌の露出面積が広いものだった。

「これは戦闘のとき動きやすかったからだよ。冬でもだぜ?すごくね?」

わらって答える友里亜だったが一瞬だけ少し悲しそうな表情をした。

その時首の入れ墨の一部が沖田の目の入った。

「(蝶・・・ですかねィ・・・?)」

それを察したのかパッと自然な動きで入れ墨を隠した。

「・・・あれ?」

「どうしやした?」

「・・・雨?」

「・・・あ、本当でさぁ。」

「俺雨嫌いなんだよな・・・。」

憎々しげに言う友里亜だったがすぐ表情を変えた。

「ま、ここは濡れるし雨宿りしようぜ?この調子じゃ量降るよ。」

すぐに屋根をさがしたが見つかるには少し時間がかかった。運よく屋根ではなく小屋が見つかった。

友里亜の言ったことは的中し、本降りになった。

「冷てぇ・・・。友里亜風邪引くんじゃねぇぜィ?」

「引かねぇよ・・・。あー寒!!」

雨でびしょびしょになったためか、肌寒さを感じた。

「あれ?友里亜・・・髪真っ直ぐになってやすねィ。」

「しょうがねぇだろ濡れたんだから・・・。」

ぶんぶん頭を振って水を飛ばす。

「まぁ良いけどさ・・・。これ・・・帰れなくね?」

友里亜が窓の外を指差してそっちを見た。

「こりゃ帰れやせんねィ・・・。明日には洪水ですかねィ?」

「それで土方が死ねばいいのにな」

「お?友里亜も土方コノヤローが嫌いになりやしたかィ。」

「だって俺より弱いのに俺より高い位についてて給料高いんだぜ?俺に副長譲ればいいのにな。」

「副長は俺ですぜィ友里亜。友里亜は俺の補佐してれば良いんでィ。」

「やだねー。てかどうせ真選組では俺が一番強いんだから俺が局長でも良い!!」

「局長には近藤さんいやすぜィ。」

「だからー・・・いなくなったらだよ」

「縁起でもねぇこと言うんじゃねぇよォ」

「おめーもな」

何故か土方の悪口で盛り上がった。

「・・・あ。帰れないなら連絡するべきじゃね?」

「そうですねィ。・・・あ。電話あった。」

大雨でも電話はできたようで一応了承は得た。

「土方うるせーなぁ・・・。真選組の風紀がなんたらかんたら・・・。するわけねぇだろ馬鹿だなあいつは・・・。なぁ沖田?」

雷も鳴り始めている窓を見つめる沖田。

「・・・沖田?」

「・・・悪ぃ友里亜・・・。」

「何?」

「俺理性保ってられるかわかりやせん・・・・。」

「・・・は?」

「だから今日の夜とかに友里亜を襲っちまうk「保て。頑張れ。お前ならできるbb」

後ずさりしだした友里亜を追いつめる沖田。

「あ・・・あー!!そういえばさー!!風呂入んないと風邪引くぜ!!」

話題を他のものに写す作戦実行。

 



・・・風呂?