二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】紅月夜の晩には蝶が舞う—。 ( No.153 )
日時: 2010/04/18 15:30
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)


「・・・沖田・・・これは狙って?」

「違いまさァ。やろうとは思ってやしたが今は・・・。」

今、沖田が転んだ事で座っていた友里亜は押し倒され、端から見たら何をしようとしてたのかは一つしか思い当たらないだろう。

「これは美味しいシチュエーションですねィ。」

「・・・沖田・・・お前・・・顔紅くね・・・?」

「そりゃあ気のせいでさァ・・・ヒック・・・。」

「な・・・お・・お前・・・・・。」

押し倒されたままの友里亜は冷や汗をかきはじめた。

「まさかだけど・・・お前・・・」

「なんでィ・・・ヒック・・・」

「俺が風呂入ってるとき酒飲んでた・・・?」

恐る恐る聞く友里亜の質問に沖田はかっくりと頷いた。

「なぁこれってさ。」

「・・・。」

「・・・やばくね?」

沖田自身は酔っぱらっているのか事の重大さに気付かない。

「友里亜・・・今日こそ俺と結ばれやしょう・・・ヒック・・・。」

そう言って友里亜の着物の帯に手をかけた。

「おい!?俺12!!まだ12だぜ!?」

「愛に年齢は関係ありやせんぜィ・・・。」

「これは愛じゃない!!これは年齢関係させようぜ!!」

沖田が帯びを引っ張って友里亜の着物が少しはだけた。

「良いですねィ友里亜・・・そそられまさァ・・・。」

そう言って沖田は黒く笑った———。