二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】紅月夜の晩には蝶が舞う—。 ( No.165 )
日時: 2010/04/25 22:21
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)

「沖田来い。」

いつもの冷静な友里亜にもどって早々、沖田を引っ張って行った。

「何でィ。」

「お前な・・・。」

「いつかは言わなきゃいけねぇことでィ。」

「何をだよ。あのさーお前・・・。」

呆れたように額に手をあてため息をついた。

「気付よ馬鹿が・・・。」

「俺のことが好きってことですかィ?」

「気付くも何も思ってねぇ。」

「じゃあ何ですかィ?」

「・・・。」

本気でまだ気付いてない様子の沖田に呆れる。

「嘘だし。」

「何がですかィ。」

「全部。お前とヤったとか。」

「・・・え」

満足そうに腕をくんで息を漏らす。

「恥ずかしいからってそんな嘘は言わなくて大丈夫でさァ。」

「いや違ェし。」

まだ信じないのか!?というのが本音だったが堪えた。

さっきの部屋に戻ったら隊員達の視線がからみついた。

「あのさー俺らお前達の思ってるようなことしてないから?いい?」

唖然としたりきょとんとしたりする者達。やはり信じ切っていない。

「じゃあしてないということで終わり。はい解散!!」

パンと手を叩いて隊員達をいつも通りの仕事につけ自分は沖田を説得させるためそちらに向かった。

「友里亜・・・どっちが本当なんだろ?」

目をぐるぐるさせる翼とその後ろで桜と雅焔が友里亜の背中を見つめていた。