二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 銀魂-紅月夜の晩には蝶が舞う—。- ( No.28 )
日時: 2010/04/09 22:33
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)

「う・・・」

少女が眼を開ける。視界がぼやけるがかろうじてわかる。・・・研究所。

少女は何か麻酔のような薬を飲まされたのか、動きがまったくとれない状態だった

「・・・何これ・・・。」

少女の職業は暗殺屋—。恨みを買うのは慣れていて、こんな状態はよくあるものだった。

「お嬢さん・・・」

ふと影ができ、顔を上げた。

「・・・。」

そこには微笑む天人が。

「・・・おやすみお嬢さん」

笑った表情のまま少女の頭を固定し、液体を飲ませた。





それからいくら経ったか。少女はまた眼を開けた。体に違和感はなく、喉が少し熱を持っている感じがするだけだった。

立ち上がってフラフラと歩き出した。

大きな鏡があり、映った自分の眼の色は変わっていた。

「・・・何コレ・・・。」

それで正気になったのか意識を失いその場に倒れた。