二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】背中を預けて—— ( No.20 )
日時: 2010/04/11 17:46
名前: 空兎 ◆vekTJYlJig (ID: TAPuOKlQ)

「ねーちゃん、そんなへなちょこほっといてさー早く行こうぜ! かっこよく「助っ人参上!」ってできなくなる!」
「わかってる。だけど……鬼の戦いに変なところで入り込むと、俺らまで巻き込まれるぞ。」
ギャーギャー騒ぐ紅を嗜めながら、どうしたものかと銀時の姿を見つめる。……変わってないな、その背中。きっと何かの為に命を削ってるんだろう……なんて昔の思いにふけっていると、
「御用改めである!!」
と、ドスの聞いた声とともに、制服の軍団が現れた。それに続き、
「苦戦してるようじゃの、銀時。おぬしみたいな奴が吉原を救ったなんて、考えられん。」
と、キセルをふかしながらやってきた少女。後ろにはクナイを持った女達がつづく。
「あーあ。これじゃあ僕らが参戦しなくても、大丈夫なんじゃないすか?」
日向がすっかりふてくされた様子で言う。