二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】メイドさん奮闘記 ( No.231 )
日時: 2010/04/30 20:41
名前: 牡丹 (ID: Rl.Tjeyz)
参照: 元Iveですー!!「ぼたん」って読みます!!


〜番外編後編〜


そんなこんなで一日中をフルに遊びに使ったメンバー。

中には絶叫系などが苦手な人達もいて、皆疲れていたが、最後に翼が声をあげた。

「わーっ観覧車だー!!・・・綺麗・・・。」

夕日を背景に映る観覧車は幻想的でいてどこか暖かいものだった。

「翼乗りたいの?」

「えっ」

横を向くと言葉を発した葵と彩音が優しそうに微笑んで立っていた。

「・・・じゃ、最後に乗るか!!」

さっきまでとても疲れていた様子の瑞生が元気になって笑いかけた。

「じゃあ俺と乗りましょうよ友里亜ちゃん。」

莉緒が誘うもいつのまにか音楽を聴いていて聞こえてない様子。

「友里亜は俺と乗るんでィ。」

沖田が友里亜に抱きつこうとしたが華麟が止めた。

「疲れてるんだからそんなことしないの。」

お母さんのような華麟にみんなが微笑んだ。

「じゃ行こうか!!」

彩音が早く行こうと促し、各ペア無事に乗った。

観覧車の中ではこんなことを各々喋っていた。

「ボク、今日はすごく楽しかった。」

「俺もだよ。・・・久しぶりだったな・・・遊園地なんて。」

「また来ようね退さん!!」


「神威ーまた来ような!!」

「じゃーまたお化け屋敷行こうか瑞生♪」

「え・・・。」


「本当つくづく使えなかったねお前。」

「な・・・何!?最後まで!?・・・葵・・・ヒドイ・・・。」

「・・・ふふ・・・ばーか・・・。」


「疲れたねー。土方!!でも来て良かったよー!!」

「・・・あぁ。たまには良いな・・・。」

「素直じゃないなー!!」


「最後まで友里亜ちゃんと一緒がよかった・・・。」

「何を言う莉緒・・・。俺という存在がいるんだからそれd」

「黙れ」


「ウチもまだ子供かなー遊園地が楽しいって。」

「大人が遊園地で楽しんじゃいけねェか?」

「・・・そういうのはないけどさ。案外良いこと言うね。」


「・・・結局最後まであいつらに振り回されっぱなしか・・・。」

「でも友里亜、結構楽しんでやしたぜィ?」

「・・・気のせいだろ?」

みんな言うことはバラバラだったが思っていることは同じだった。

——こいつらと来れてよかった——

なんだかんだ言っても楽しいもんは楽しい。

こんな感じで遊園地の日は終わった。