二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 【銀魂】メイドさん奮闘記 ( No.62 )
日時: 2010/04/15 20:10
名前: Ive (ID: Rl.Tjeyz)

「だから何を?」

彩音も聞くがみんな教えない。

「まぁ後でわかるしいいや。」

面倒臭がりな彼女らしく潔く諦めた友里亜。

「ここでさァ。」

廊下で立ち止まった。

「え?え?」

困惑気味の翼。メイド達にザキが言う。

「じゃあ目閉じてて?」

言われた通り目を閉じた。

「・・・まだ?」

瑞生が疑った様子で問う。

「もう目を開けていい・・・。ククク・・・オメェらにはこの内の扉を選んでもらう・・・。」

いつのまにか高杉以外はいなくなり、広い廊下に6人のメイドが立っているだけだった。

「この内って・・・6個の?」

葵も聞いた。高杉はそれに頷く。

「まぁ何があんのかは運任せで。」

「友里亜・・・。」

またしても自由奔放な発言をした。

「さっき言ってたのはこれのことかよ・・・。」

「ククク・・・さぁな・・・。」

薄く笑みを浮かべる。

「俺ここー!!」

「アタシここでいいや。」

「え?じゃボクここ・・・。」

「私はここで。」

「じゃ私ここね。」

「んじゃ俺ここ。」

それぞれの扉を開けた先にはそれぞれの主人となる者達がいた。

「・・・ようこそ瑞生♪俺のメイドとして頑張ってな♪」
瑞生には神威。

「お。お前か。よろしくなー葵ー。銀さんに一生懸命尽くしてくれ!!」
葵には銀時。

「・・・あ。よろしく翼ちゃん。これからよろしくね。」
翼には山崎。

「おう・・・。よろしくな彩音・・・。まぁ頑張れや?」
彩音には土方。

「お前か莉緒。俺のことを頼むぞ。」

莉緒には桂。

「お?よかったねィお前ですかィ。まぁ俺の犬として頑張ってくだせェ。・・・友里亜。」
友里亜には沖田。

「パートナー決めるなんて始めてだな・・・。」

ぼそりと呟いた友里亜の顔は不敵に笑っていた。

ついにスタートしたご主人様とメイドさんの関係。まずはパートナー決めではじめからやや困惑気味だが大丈夫か?