二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re:逃走って難しいよね。誰かに合うから。 後編 ( No.58 )
日時: 2010/04/24 12:22
名前: 柚莉(●>ω<●) (ID: /dA6IieT)
参照: 名前変えました!!もと杏里ですヨロ(`・ω・´)スク!

後ろを向いたら一番合いたくない人が居た。
私を捨てていった、実の親。
そして、一番この世で・・・・憎い人。

「なんであなたがここにいるの」
先に口を開いたのはあっちだった。
そんなのこっちが聞きたかった。
何であんたがここにいるのか。
「それはこっちが聞きたい。わたしを捨てたくせに」
あっちは黙ってしまった。
私を捨てたのは事実だ。
三歳の頃道端に捨てていった。
それから、私はあいつを許した事が無かった。

なら、あいつは予想もせぬ言葉を言った。
「あんたが生きてたとは思わなかったわ。死んでくれてたらよかったのに。殺すためにわざと道端に捨てていったのに」
わざと・・?
私を捨てたのはわざとだったの・・・?
あんな寒い雪が降ってた夜にわざと・・?
殺すために・・・。

最悪・・。

私はきずいたら走りながら、泣いていた。