二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 仮面ライダーディケイド&仮面ライダーW ( No.3 )
日時: 2010/04/18 14:27
名前: 涼太 (ID: wetqViQy)

風都の住民たち

ドーパント事件の解決に勤しむ協力者や、町の不思議な住人たち。アクセルである照井以外は、仮面ライダー達の正体を知らない。

風都署関係者
照井 竜(てるい りゅう) / 仮面ライダーアクセル
風都警察署に新しく配属された、赤い革ジャンを着た刑事。まだ若いが階級は警視であり、ドーパント関連事件の捜査を担当する「超常犯罪捜査課」(拠点は風都署の3階)を設立し、その課長となった(但し「課長」としてではなく、照井個人として動くことが多い)。ビートルフォンで事前に内偵してWの正体を知っており、当初は翔太郎を「左の方」、フィリップを「右の方」と呼んでいた。普段はドゥカティ社製の赤いカスタムバイク「ディアブロッサ」[17]に乗る。性格は翔太郎以上にハードボイルドかつクールな一匹狼で、他者に質問される事を極度に嫌い、質問されれば殆どの場合「俺に質問するな!」と一蹴する。
元々は一般的な家庭で生まれ育ち、父・雄治と同じく警察官の道を歩む青年であったが、1年前の8月の夜にウェザー・ドーパント[18]による凍結事件で、突如両親と妹の命を奪われた過去を持っており、以来、犯人への激しい恨みから風都も「嫌な風が吹く腐った町」「悪魔の巣」と忌み嫌うようになった。その復讐心から常に自己中心に事を進め、翔太郎たちに取って代わって「風都の仮面ライダーになる」と豪語した。しかし決して口先だけではなく、装着して間もないアクセルの能力を使いこなすほどの実力を持つ。そのためWの実力を軽視している部分も見られ、翔太郎やフィリップと対立するが、家族殺しの犯人を恨むあまり暴走し誤って冤罪の人物を殺しかけたところを翔太郎の「流儀(ハーフボイルド)」によって制止させられた事で考えを改め、「この街にいる間はその流儀に従う」とやや彼らに心を許した態度をとるようになる。
常に隙が無く、何事も完璧にこなせる能力はあるが、正義感以上に復讐心が行動原理となっているため暴走しやすく、時に非情になりすぎたり、共感できる人物には情が移る節があったりと、良くも悪くも前のめり。職務よりも復讐の遂行を優先しがちで、警察官としての自覚の足りなさも見受けられる。しかし、翔太郎達との交流によって徐々に仮面ライダーとして成長していく。
コーヒーの淹れ方は上手いらしく、その味はフィリップと亜樹子を感嘆させた。異性に対してもかなりストイックで、実は免疫があまり強くない節が見られる。
刃野 幹夫(じんの みきお)
風都署の刑事。翔太郎とは彼が幼少期の頃からの知り合いで、良き理解者。翔太郎からは「ジンさん」と呼ばれ慕われている。ドーパント関連事件における翔太郎の手腕を信頼しており、翔太郎へ積極的に捜査情報を提供する代わりに、事件解決の手柄は貰う協力関係を結んでいる。お気楽で調子のいい性格で、偽仮面ライダー事件の際には散々仮面ライダーの事を罵倒していたが、本物の仮面ライダーが少女を助けるところを見るや、打って変わって好意的になった。肩こりが持病で、常にツボ押し器[19]を携帯している。こぶ茶が好物。
翔太郎達のお陰とはいえ、これまでのドーパント関連事件について実績があった為に、照井が風都署に赴任してからは彼が設立したドーパント関連事件を専門に担当する超常犯罪捜査課に配属され、彼の直属の部下になった。
真倉 俊(まくら しゅん)
風都署の刑事で刃野の部下。刃野とは違い、部外者である翔太郎が事件に関わることを快く思っておらず、しばしば衝突する。生真面目な性格で正論を口にすることもあるが、翔太郎や刃野を初めとした周囲の人物にからかわれるなど不遇な扱いを受け、警察官としての信念がどこか空回りしている。特に翔太郎からは「ナマクラさん」「マッキー」等と勝手にあだ名され、その度に激昂する。
照井が風都署に赴任してからは、刃野と同じ理由で超常犯罪捜査課に配属された。知り合って間もない照井を早々に認めたのか、取り入ろうとしているのかは定かではないが彼のことを褒めちぎっており、刃野から「お前のような奴は早く出世する」と半ば呆れ気味に言われている。