二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

Re: 仮面ライダーディケイド&仮面ライダーW ( No.6 )
日時: 2010/04/18 14:33
名前: 涼太 (ID: wetqViQy)

シュラウド
全身を黒ずくめの服に包み、顔をサングラスと白包帯[30]で覆った謎の長髪の女。本人曰く「(照井と)同じ苦しみを味わった」らしく、照井に「復讐の手助け」と称してエンジンブレードやアクセルドライバーを与えた人物。フィリップに関してもミュージアム同様彼を「来人」と呼ぶなど何らかの情報を持っており、新しいメモリガジェットの設計図とギジメモリを送付したり、フィリップの窮地にはアクセルに与えたガンナーAやエクストリームメモリで救出する等、度々支援を行っている。エクストリームメモリを介してフィリップと接触し、「左翔太郎はあなたにとって不吉を呼ぶ存在である」として、翔太郎と縁を切るよう忠告を送る。
井坂 深紅郎(いさか しんくろう)
別名「W(ダブリュー)のメモリの持ち主」。42歳。表向きは白衣を着た、穏やかな井坂内科医院の院長。しかし裏世界での顔はドーパント専門の外科医[31]で、その際には細い雨傘を持ち、黒いスーツを着た紳士のような格好になる。一見すると物腰柔らかいが、後述の通りその内面には狂気を秘めており、他人の心を見透かす不気味さを放つ。不気味な笑みを浮かべながら、素早く舌なめずりをする癖がある。
ドーパントの能力に異常なまでの貪欲性を持っており、その欲望を満たすため、1つのメモリで多彩な能力を持つウェザーメモリを愛用するに至る。そのためにメモリの力を一部でもスポイルするメモリドライバーはドーパントの進化を阻害する、との考えを持っており、ドライバーの使用や仮面ライダーのもののような精錬されたメモリの存在に対しては否定的。今もなお更なるメモリの力を求めており、風都の住民、さらには自身の肉体をも被験体としたメモリの実験投与・改造、メモリの能力検証を目的とした連続殺人などといった独自の実験を繰り返す、力を得るためには手段を選ばない狂気を秘めた人物であり、これらの行いによって冴子には「ガイアメモリが生んだ突然変異の化け物」と称されている。これらの独自の実験は一定の成果を得ており、その肉体は日々複数のメモリを挿入する事で、メモリの「地球の記憶」そのものを取り込めるよう強化されており、胸にはその証である無数の生体コネクタが刻まれている。その代償として異常なまでのエネルギー摂取が必要となっており、常軌を逸する食欲をもつ。また、実験を妨害した者に対しては怒りと殺意を剥き出しにする。
その研究成果からミュージアムの重要な支持者としての待遇を受けており、園咲家とは何度も会談を行っているが、特定の組織に従う事は好まないため所属はしていない。その異様さは園咲家の面々にも認識されており、琉兵衛は「少々危険な人物」と評し、若菜は嫌悪している。しかし冴子は当初「敵に回してはいけない」と警戒していたものの、自分の本音を見透かした上に、琉兵衛の威圧に動じない精神や仮面ライダー2人を相手に全く引けをとらない強さに好意を抱くようになる。
物語開始当初から1年前の夏には、ウェザーメモリの持つ複数の能力を実験するため、風都の各地を舞台に凍結死・感電死・溺死など質の異なる連続殺人を繰り返しており、その一つの風都凍結事件において、ガイアメモリの存在を嗅ぎつけていた照井の父・雄治を、母・春子、妹・真由美ら諸共「ついで」と称してまとめて凍死させた張本人でもある。その際に照井家長男・竜の存在を知っており、捜査で訪れた照井に自らの正体を明かした。その結果表に出られなくなったことで、病院から離れ園咲家の食客として暫し滞在している。
ウェザー・ドーパント
陣羽織や丁髷など侍に似た姿[32]のドーパント。単一の事象を記憶・再現する他のドーパントとは異なり、冷気・濃霧・竜巻・灼熱弾・落雷など様々な自然現象を模した多彩な攻撃手段を持ち、腰にマウントされた伸縮自在のチェーン・ウェザーマインによる物理攻撃も行う。また基本的な格闘能力も高く、マキシマムドライブを上回り、Wのハーフチェンジが追いつけないスピードで多数の攻撃を連発する。メモリは園咲家の面々が持つ金色とは対になる銀色。井坂がアンチドライバー主義であるために園咲家のようにドライバーは用いず、右耳のコネクトによる直挿しで直接変身する。